控えめなイレブンダブル
どうも、ブラックジャックファンのノッキーです。
今回は、僕が行ってきた検証をもとに、ハンド11のアクションについてまとめます。
ベーシックストラテジー(BS)では、ディーラーのアップカードがエース以外であれば、ハンド11のときはダブルが推奨されています。
ということは、こんな場面ではダブルをすることになります。
少額ベットならまだしも、高額ベットの場合、強気でダブルできますか?
まあ、スタイルによりますが、上の例はホールカードスタイルです。
※ホールカードスタイルとは、ディーラーの持ち札が2枚のものをいいます。1枚は見せ札、もう1枚は伏せ札です。伏せ札の確認は、プレイヤーの決定前に行います。
運悪く、伏せ札がエースの場合、ディーラーのハンドはBJ(ブラックジャック)となり、プレイヤーのハンドがBJ以外の場合はすべて負け確定となります。
このスタイルはもう1つのスタイルであるノーホールカードよりも良心的だと言えます。
それは、プレイヤーがダブルをする前に負けが確定となるため、賭け金を2倍失わなくて済むからです。
ノーホールカードスタイルとは、ディーラーの持ち札は見せ札1枚のみのものをいいます。
プレイヤーの決定がすべて終了すれば、ディーラーの2枚目、3枚目、・・・が決定されます。
ノーホールカードスタイルの方がプレイヤーに不利なんですね。
プレイヤーの決定後、つまり、ダブルをして2倍分のチップを置いたあとに、ディーラーのハンドが決まるのですから、最悪、あの状況がくる可能性があります。
これが最悪のシナリオです。
プレイヤーがダブルして運良く10を引きハンド21でガッツポーズ。
しかし、ディーラーの2枚目はエースで、ハンドBJ。
BJ>ハンド21より、プレイヤーの負けとなります。
僕もどれだけ経験してきたことか・・・。
ただ、ノーホールカードスタイルでも、オリジナルベットオンリーというルールがあります。
このルールでは、ディーラーのBJにより負けたとき、ダブルやスプリットによりベット額を増やした分はとられません。
最初のベット分(オリジナルベット)のみ回収されるというものです。
このルールだと良心的ですね。
勝負するカジノでのルールを最初にふまえる必要がありますが、どんなルールであれ、僕はハンド11では、控えめにダブルをすることに決めました。
対エースのほかに、対10でもダブルを見送り、ふつうにヒットして手堅く1単位を狙おうと思います。
長く勝負をしていれば、ハンド11の機会はまあまああるでしょう。
ここではリスクを和らげておきます。
僕の場合、リスクは賭け方にかかっていますので・・・。
対9の場合はイレブンダブルをします。
これでも、ドキドキです。
仮に、ディーラーの2枚目が10でハンド19になったとしましょう。
この場合の理論上の勝率はどのくらいなのでしょうか?
まず、8をひいてハンド19で引き分けになる確率は13分の1です。
必要な9、10、J、Q、Kのカードを引く確率は13分の5で、要らない7以下のカードを引く確率は13分の7です。
パーセント換算すると、引き分けを除いた勝率は、約42%となります。
ただ、これはディーラーのハンドが19となる場合のもので、それ以外のハンドの場合は考慮されていません。
ちなみに、対9でもダブルを見送り、対8以下でダブルをすれば、勝率はちょうど50%になります。
何度も書きますが、これはディーラーのハンドが19になる場合の数字です。
さらに控えめに攻めるなら、対9のときも見送ってもいいかもしれません。
しかし、僕はサプライズに期待したいです。
1枚目が9、2枚目が7、3枚目が10でバーストとか。
あまりダブルの機会を逃すと、それだけ資産を増やす機会も減ってしまいます。
稼げるときに稼いでおくのが資産を増やすコツだと思います。
そのためには、自分が納得のいくやり方で稼ぎに出る必要があるのではないでしょうか?
それで稼げたらゲームは充実するでしょうね~。
今回は以上です。
久しぶりの投稿で字数が1600字オーバーとなりました。
長文読んでいただきありがとうございます。