戦略対戦(15で降参vs欲張りvsBS)
「15でサレンダー戦略が参戦!」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックのベーシックストラテジー(BS)の有効性について、別の2つの戦略と比較する検証の第3弾です。
1つ目の戦略 Fif-Surre Strategy(15で降参の戦略)
特徴① ハンド14以下では、必ずヒットする。
特徴② ハンド15と16では、必ずサレンダーする。
特徴③ ハンド17以上では、必ずステイする。
特徴④ ダブルはスプリットはいっさいしない。
2つ目の戦略 Greedy Strategy(欲張りの戦略)
特徴① ダブルやスプリットは可能な限り行う。
特徴② 基本的にはBSを遵守する。
3つ目の戦略 Basic Strategy(BS)
一般的に知られている、6デック用の戦略です。
検証動画では、全シーンから20をセレクトしました。
(前半ホールカード、後半ノーホールカード)
視聴時間数は15分くらいです。
Is BS the best strategy to win? (Part 03)
全100のデータからの結果です。
15と16では、ディーラーのアップカードによらずサレンダーというのは問題ありのようです。
ディーラーがバーストすることで勝てる試合を逃してしまっていることが最大の問題点だと、検証中に思いました。
逆に、対6なのにハンド15でサレンダーした結果、それが正しかった場合は、格好良い防御プレイヤーと呼ばれるかもしれません。
まあ、そんな称号、要らないですかねえ。
このグラフは、サレンダーの成功率を示しています。
この戦略のプレイヤー、100回中28回も、「サレンダー!」と叫ばなければなりませんでした。
28回中18回(約64%)、サレンダーは上手くいきました。
この数字を高評価するまでとはならないでしょう。
いつでもダブルやスプリットをするのは無謀でしょうが、結果はそんなに悪くなりませんでした。
対10で2のスプリットで勝つとか、笑わせてくれる戦略です。
早く勝敗をつけたい場合は、お勧めの戦略なのかもしれません。
今回の対戦の結果が、過去3回のBSだけで比べてみて一番悪かったです。
まあ、誤差がありますから、こんなときもあるのでしょう。
ただ、勝率が欲張り戦略とほぼ同じってのが気になります。
欲張りが上なのか、BSが下なのか?
引き分けを除いた勝率は、
15で降参が33%、欲張りが45%、BSが44%でした。
チップの増減は、
15で降参が-35枚、欲張りが-13枚、BSが-15枚でした。
(ベット額は毎回2枚ずつ)
まとめると、欲張り戦略が一番有効だと言えます。
しかしながら、BSとの差は僅かです。
欲張り戦略、ここだという場面でたまにやってみるのもいいかもしれません。
今回は以上です。
戦略を立てる参考になれば、幸いです。