6のスプリットのまとめ
「このスプリット、好きな人いるのかなあ?」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックの戦略の検証のまとめに入ります。
今回は6のペアについてです。
上のベーシックストラテジー(BS)の表のとおり、ディーラーのアップカードが2~6のときにスプリット、それ以外ではヒットが推奨されています。
6のスプリットの目安となる勝率を求めるため、いつもの検証を行いました。
対6と対2のそれぞれを求めて、勝率の範囲を求めます。
検証動画では、前半が対6、後半が対2です。
(後半の分は以前のものを組み合わせました。)
視聴時間数は約20分です。
Split a pair of 6 in Blackjack.
100のデータから得た結果です。
まず、66対D6です。
プレイヤーに不利な感じですね。
負ける率は、どちらの選択も似かよっています。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが42%、ステイが43%でした。
チップの増減は、
スプリットが-30枚、ステイが-14枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、ステイがスプリットよりもマシであるようです。
次に、66対D2です。
引き分けでも満足しましょうか。
これは、12対D2の結果にもなっています。
BSではこの状況でヒットなのですが、負け試合ですね。
これも、12対D2の結果になっています。
BS度外視でステイを選べば、7割くらいは負になることが分かります。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが47%、ヒットが35%、ステイが31%でした。
チップの増減は、
スプリットが-4枚、ヒットが-21枚、ステイがー23枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、スプリットが3つの選択の中でベストです。
と言っても、チップの増減はプラスにはなっていませんが・・・。
★考察★
対2から6のときの6のスプリットの勝率は、検証結果から42~47%だと推定できます。
(対2が42%、対6が47%より)
誤差を考慮して、勝率4割くらいでしょうか。
最弱の対6のときですら、勝率5割を超えないので、無理に6のスプリットはしなくてもいいのではないでしょうか。
特に、大きく賭けているときは恐ろしいことに発展しかねません。
そんなときに限って、スプリット後にどちらのハンドもダブルのチャンスになり、4単位の勝負で全部負けてしまうなんてことになったりします。
今回の検証結果から、対5と対6のときのみ、そのときの状況(テーブルの雰囲気、自分の幸運の度合い、賭けた額、既に出たカードなど)を考慮して、ケースバイケースでスプリットをしようと思います。
それ以外は、リスク回避すると決めました。
追記
やっぱり、対2~6では、BS通りにスプリットしようと思います。(2017.9.21)
対エースはサレンダーしようかな。
今回は以上です。
参考になれば幸いです。
ハウスよ、いい加減にしなさい。
どうも、ノッキーです。
久しぶりに、雑談編の投稿をします。
先日の16対ディーラーエースの結果をTwitterに投稿したら、米国人が返信をくれました。
「だんだんサレンダーができるテーブルが少なくなってきているんだ。ちぇっ、ハンドシャッフルタイプの1.2倍ブラックジャックテーブルを見つけているところなんだ。」
って感じでしょうか。
この返信のあと、ダイレクトメッセージでやりとりを少し行いましたが、どうやらその米国人、シャッフルマシーンのルールが気に入らないようでした。
毎回のゲームで使用済のカードをシャッフラーに戻して行うと、長期視点では、ハウスに有利だと言うのです。
米国人がそんな細かいことを考えるんだって、少し驚きました。
僕はそれはあまり気になりません。
気にしても、それが主流になっているので、仕方無いですね。
それよりも、1.2倍の配当やサレンダー不可が気になります。
次にどんな不利なルールを課せられるのか・・・。
ハウスがあまり調子に乗ると、客が減るように思います。
日本のパチンコ・パチスロと同じようになるんじゃないですかねえ。
あと、フィリピンのポントゥーン(10のカードが無いブラックジャック)のルールも、僕はどうかと思っています。
確か、バイ(Buy)というダブルができるのですが、3回まで可能なのです。
これは罠だと思いませんか?
10のカードは絵札の3種類だけですから、ディーラーのバースト率は4種類のときよりも低くなります。
そんな状況で、3回もダブルするって・・・。
例えば、6で1回目のダブル、3を引いて9になり、2回目のダブル、2を引いて11になり、3回目のダブル、絵札を引いて21でトリプル勝ちって感じです。
こんなの可能性低すぎますよね。
そもそも6でダブルなんてしようと思いません。
ポントゥーンでは、プレイヤーが21になれば勝ち確定になるのですが、フィリピンの場合は、ソフトハンドの21はそうではないのです。
これもハウスに有利じゃないですか?
カジノのよってルールはさまざまですが、いろいろと情報を入手した上で、最も有利な場所で勝負するべきですね。
でも、そんな場所はなかなか席が空いていなかったりしますから、苦労しそうです。
何やかんや言っても、韓国のセブンラックのルールが一番良心的じゃないですか?
今は変わっているかもしれませんが、ホールカード、いつでもダブルOK、スプリット3ハンドまで、BJ配当もちろん1.5倍、レイトサレンダーOKって、米国人が知るとどう反応するのか・・・。
でも、今年オープンした仁川のカジノはノーホールカードスタイルらしいです。
これに影響されて、セブンラックが真似しなきゃいいですがね。
個人的には、オーストラリアのポントゥーンが好きです。
ソフト21も勝ち確定だし。
以前記事に書いたかもしれませんが、実は僕、スーパーボーナスを1度ゲットしたことがあるのです。
どんなボーナスかご存知でしょうか?
ディーラーのアップカードが7で、プレイヤーのハンドが777(同絵柄)のときに支払われる夢のようなボーナスです。
2001年にケアンズで経験できました。
そのときのディーラーの名前も顔も未だに覚えています。
トレーシーという名前のおばちゃんディーラーでした。
(数年後に再来したときに、僕のことを覚えてくれていた!)
絵柄はハートの7でした。
あと、ファーストベースにお婆さんプレイヤーがいました。
スーパーボーナスは、ベット額が25ドル未満の場合は1000ドル、25ドル以上の場合は5000ドルが支払われます。
あと、同席したすべてのプレイヤーにエンヴィボーナス(50ドル)が支払われます。
そのときのベット額が、運悪く?10ドルだったので、ボーナス額は1000ドルでした。
次は25ドル以上賭けて、5000ドルを狙いたいところです。
でも、かなり難しいですね。
宝くじで高額当選するような確率を感じます。
ルールが今後も変わらないことを望みます。
今回は以上です。
長文に目を通していただき、ありがとうございます。
テンダブルのまとめ
「エース引けば、ラッキーデーを示唆!?」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックの戦略の検証のまとめシリーズ、今回は10ダブルについてです。
ベーシックストラテジー(BS)では、ディーラーのアップカードが2から9のときにダブルが推奨されています。
個人的には、対9のときは危険に感じるのですが、皆さんどうでしょうか?
検証は、2~9のうちで最強の対9のときと最弱の対6のときの2パターンについて行いました。
視聴時間数は10分弱です。
Double down on 10 in Blackjack.
全100回分のデータから得た結果です。
まず、10ダブル対D9です。
引き分けを除いた勝率は44%になります。
あまり好ましい数字ではないです。
誤差を考慮しても、せいぜい50%くらいではないでしょうか。
無理にダブルしなくてもいいと教えてくれている気がします。
次に、10ダブル対D6です。
引き分けを除いた勝率は64%でした。
予想通りではないでしょうか。
対6では毎回ダブルするべきですね。
稼げるときに稼ぐのが大切ですから。
★考察★
対2から9のときのテンダブルの勝率は、検証結果から44~64%だと推定できます。
(対9が44%、対6が64%より)
対9のときは警戒するべきですね。
10のカードは他の数字のカードの4倍含まれていますが、理論上の出現率は約31%です。
また、エースを含めても約38%です。
つまり、この状況で、欲しいカード(10、J、Q、K、A)が引ける確率は5割を下回っています。
それでもエースを引いて21にできれば、ラッキーデーかもしれませんね。
今回は以上です。
参考になれば、幸いです。
15、16のヒットのまとめ
「よく訪れるアンラッキーチャンス。」
どうも、ノッキーです。
戦略の検証のまとめとして、今回はハンド15と16のヒットについて行います。
ベーシックストラテジー(BS)の表によると、ディーラーのアップカードが7~エースの場合、ヒットが推奨されています。
まあ、ステイよりもヒットがマシだということなのでしょう。
検証動画は、前半が15対D7とDA、後半が16対D7とDAです。
それぞれ20シーンずつセレクトしています。
視聴時間数は、おおよそ15分です。
全100回分のデータから得た結果です。
まずは、15ヒット対ディーラー7です。
ディーラー7は強さではミドル級ですが、ハンド15のヒットは、やはり、不利であるようです。
おおよそ、3回に2回は負けてしまいます。
次に、15対ディーラーエースです。
こちらはもっと酷いですね。
5回に4回も負けてしまいます。
引き分けを除いた勝率は、
対7が31%、対エースが15%でした。
★考察1★
15のヒットの勝率は、検証結果から15~31%だと推定できます。
(対7が31%、対エースが15%より)
これだけ勝率が低い理由は、バースト率の高さにあります。
100回中、62回もバースト負けがあったのです。
負け試合ですね。
16のヒットだと・・・!
次に16対ディーラー7の結果です。
2つ目のグラフの15対ディーラーエースに似ています。
負ける確率が79%で同じになっています。
最後に16対ディーラーエースです。
勝てる気がしませんね。
さいころの目を当てるよりも率が悪いです。
★考察2★
16のヒットの勝率は、検証結果から14~18%だと推定できます。
(対7が18%、対エースが14%より)
バースト負けは、100回中78回もありました。
絶望的です。
もしサレンダーがOKなルールなら、徹底して降参するのが資産を守る良き戦略かもしれません。
そのときの状況や自分の予測により、臨機応変に行うのも納得のいく範囲であれば問題ないでしょうね。
前もってどの程度の負け試合なのかが分かっていれば、勝ったときにポジティブサプライズになります。
今回は以上です。
役立てば幸いです。
ナインダブルのまとめ
「ダブルするべきか否か。」
どうも、ノッキーです。
最近はブラックジャックの戦略の検証のまとめに入っています。
今回は、ナインダブルについてです。
上のベーシックストラテジー(BS)の表では、対3~6でダブルが推奨されています。
以前に行った検証動画を1つにまとめました。
前半は対3、後半(8:50くらい~)が対6です。
視聴時間数は約15分です。
Double down on 9 in Blackjack.
全100回分のデータから得た結果です。
まず、9対D3です。
勝率は、ダブルゼロのルーレットで負ける確率くらいでしょうか・・・?
大きく賭けているときは、ハラハラしそうです。
勝率はスプリット、ヒットともに全く同じになりました。
9から2を引いたときのみ、結果に違いが出ました。
引き分けを除いた勝率は、
ダブルが54%、ヒットが55%でした。
チップの増減は、
ダブルが+16枚、ヒットが+10枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにダブルする方が若干ベターです。
検証後、対3のときはダブルしたりしなかったりしようかなって考えました。
過去に出たカードの流れから、自分の引くカードを推測するんです。
そんな回があった方が、さらにブラックジャックを楽しめると思ったのです。
次に、9対D6です。
3回に2回は負けない結果となりました。
まあ、こんなもんなのでしょうか。
9ダブルして、19になれば狙いどおりでしょうが、そのときのディーラーの強さに左右されるようです。
あと、引き分け率、高めに感じませんか?
結局、ふつうにヒットしても大差は出ませんでした。
9から2を引かない限り、ハンドは同じになりますから。
勝率が全く同じということは、どうすればいいのでしょうか?
引き分けを除いた勝率は、
ダブルが61%、ヒットが61%でした。
チップの増減は、
ダブルが+38枚、ヒットが+19枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにダブルして稼ぎにいくべきです。
★考察★
対3から6のときのナインダブルの勝率は、検証結果から54~61%だと推定できます。
(対3が54%、対6が61%より)
誤差を考慮して、勝率5割ぐらいだと考えられます。
これは、先日行った2のスプリット対D2~D7の勝率と似ています。
BSでは対2のとき、ナインダブルは推奨されていませんが、勝率は5割を少々下回るくらいなのかもしれません。
個人的には、対2だけでなく、対3もナインダブルは控えたいと考えています。
あまり上手くいった経験が無いのかもしれません。
今回は以上です。
参考になれば幸いです。