ディーラーの真似をしたらどうなる?
どうも、ブラックジャックファンのノッキーです。
今日は検証ではなく、雑談として記事を書くつもりです。
米国人によるツイートでこんなのがありました。
ディーラーと同じようにプレーですれば、ハウスエッジは4.6%になるとのこと。
※ハウスエッジとは、カジノ側の取り分のこと。
例えば、100ドル賭ければ、その4.6%の相当額である4.6ドルはカジノ側に納めているということです。
これは、ベーシックストラテジー(BS)で勝負する場合の約5~10倍に相当します。
そこまで不利だとは思いませんでした。
ディーラーは、ハンド12~16では必ずヒットしなければならないで、バースト負けが頻発するときがあります。
また、スプリットやダブルはしません。
そう考えれば、ハウスエッジ4.6%は納得がいきます。
逆に、BSで勝負した場合のハウスエッジの低さに驚きませんか?
ホールカードか否か、サレンダー有りか否か、スプリットは何回まで可能か、などの細かな要素に左右されますが、おおよそ1%前後らしいです。
つまり、還元率が99%前後だということになります。
ここまでプレイヤーに有利なゲームは他にバカラくらいしか思いつきません。
日本のギャンブルなんて、アホらしくてやめたくなってしまいます。(特に、宝くじ)
(こんなことを書きつつ、ちょっとやってしまっている自分なんですが・・・。)
ディーラーの真似は禁じ手ですね。
仮に、プレイヤーがバーストしても負け確定とならず、ディーラーがバーストしたときに引き分けとなるなら、ハウスエッジはずっと狭まるでしょうね。
友人の話によると、オンラインカジノにはいろんなルールのブラックジャックがあるらしいです。
何でも、プレイヤーが5枚引いて21以内におさまっていれば、プレイヤーの勝ち確定になるものや、ディーラーのバーストは引き分けになるものなどがあるそうです。
そんなにルールをいろいろと変えられるのなら、プレイヤーのバーストにも引き分けになるルールがあってもいいと思います。
それなら、ディーラーの真似をしようって気になるプレイヤーが出てくるかもしれません。
結局、BSでのプレーが一番なのでしょうか?
僕は、BSよりも若干ベターかつ面白い戦略を構築しているところです。
そして、サードベースで挑む!
今は、たたかれても上手く交わせる練習をするべきですね。
本日は以上です。
読んでいただき、ありがとうございます。
8のペア対ディーラーAce
「これは一番避けたいパターンじゃないですか!?」
どうも、ノッキーです。
今回のブラックジャックの検証は、ディーラーのアップカードがエースのときの8のペアについてです。
以前、同じ検証をしましたが、今回はデータのとり方を統一しました。
ベーシックストラテジーでは、この場合、スプリットが推奨されています。
「仕方ないなあ、スプリットしないといけないのか~。」
なんて思うプレイヤーは多いのではないでしょうか?
検証の動画は、前半はホールカードスタイル、後半がノーホールカードスタイルです。
100シーンから20シーンをセレクト、
視聴時間は13分くらいです。(編集により、少し時間短縮できました。)
[Blackjack Strategy] Two 8s vs Dealer’s Ace
▼パート1の結果(ホールカード)▼
▼パート2の結果(ノーホールカード)▼
最後に、全100回分のデータによる結果です。
引き分け狙いで十分ですね。
ここは、欲を張らずに負けなけりゃOKです。
壊滅的な結果です。
6回に5回は負けですね。
ヒットとあまり変わらない結果となりました。
こちらも負け試合になる可能性大です。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが29%、ヒットが14%、ステイが17%でした。
チップの増減は、
スプリットが-51枚、ヒットが-69枚、ステイが-66枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにスプリットするのがいちばんマシあるようです。
今回はここまでです。
参考になれば、幸いです。
戦略対戦(ビビりvsディーラーの真似vsBS)
「BSは次の3つの戦略では、一番有効なのか?」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックのベーシックストラテジー(BS)の有効性について、別の2つの戦略と比較して検証を行います。
1つ目の戦略 Coward Strategy(ビビりの戦略)
特徴① ハンド12以上では、必ずステイする。
特徴② ダブルはスプリットはいっさいしない。
2つ目の戦略 Mimicry Strategy(マネしいの戦略)
特徴① ハンド16以下では、必ずヒットする。
特徴② ハンド17以上では、必ずステイする。
※ディーラーの戦略と同じです。
3つ目の戦略 Basic Strategy(BS)
一般的に知られている、6デック用の戦略です。
検証動画での試行回数は20です。
再生時間数は13分くらいです。(ちょっと編集して短くできました。)
[BJ Strategy Battle] BS vs Coward vs Mimicry
動画を撮り終えたあと、さらにデータを集め、全100のデータから結果を出しました。
カードシャッフルは、シャッフルマシーンに手助けしてもらい、25ゲームに1回行いました。
以下、得られた結果です。
ビビりの戦略、勝率が高めに感じませんか?
この戦略では、バースト負けがありません。
これが負けない秘訣なのかもしれません。
でも、ハンド12対ディーラーAでも、ステイしないといけないですから、ちょっとねえ。
こちらは、ビビりとは対照的に、したくないヒットをしなければなりません。
例えば、ハンド16対ディーラー6です。
こんな状況でヒットするのは、精神的苦痛を伴います。
でも、時折、そんな骨の折れる努力が功を奏して、ゲームの流れが良くなったりします。
ひょっとしたら、テーブルに1人くらいはマネしい戦略プレイヤーが必要なのかもしれません。
検証中、8回連続で負けってのがありました。
しかも、そのうち2回はダブル負け。
それでも、勝率は5割を少し上回りました。
苦難の状況でも、一旦BS遵守と決めたら、それを貫くことが大切なんですね。
引き分けを除いた勝率は、
ビビりが54%、マネしいが49%、BSが58%でした。
チップの増減は、
ビビりが+23枚、マネしいが+7枚、BSが+39枚でした。
(ベット額は毎回2枚ずつ)
まとめると、BSが3つの戦略のうち最も有効だと言えます。
今回は以上です。
役立つ情報であれば、幸いです。
では、またの機会に。
良かったプレイヤーの実例
どうも、ノッキーです。
前回は、僕の体験談として、悪かったプレイヤーについて書きましたが、今回は良かったプレイヤーのことを書きます。
1人目 ケアンズのリーフカジノ、日本人男性プレイヤー、同世代(当時、20代)
いつもファーストベースでプレー。
バーボンコークを必ず注文。
25ドルチップを10枚に両替して、1回に25ドルのフラットベットが基本。
最初は話をしなかったのですが、何かのきっかけで話すようになりました。
何が良かったかと言えば、1つの戦略を貫いていたことです。
ポントゥーン(10無しのBJ)で、イレブンダブルは必ずしていたのです。
その理由は、ピクチャーを引いたら、ディーラーの最終ハンドによらず勝利できるからです。
僕「ディーラー、エースだけどダブルするんや。」
そのプレイヤー「そんなん関係ない、10引いたらあがりやで!」
しかも、ポントゥーンでは、ダブル後にフォーフィット(サレンダー)するかしないかの決断をするのですが、そのプレイヤー、ハンドがどんなに悪くても、ネバーサレンダー。
そのプレイヤー「(笑顔で)チッ。負けや!」
その後、ディーラーが意外にもバーストすれば、小さなジェスチャーで大いに喜んでいました。
僕はそのプレイヤーから、戦略を貫く大切さを学びました。
今思えば、名前や連絡先など、聞いておけばよかったです。
もう15年も前の話です。
ケアンズでプレーしていれば、いつか再開するかもしれません。
2人目 同じくケアンズ、オージーの婆さんプレイヤー(ブニュ婆)
二の腕のぜい肉が大きく垂れていたので、ブニュ婆と名付けてました。
何か良かったかって、他のプレイヤーのプレーについて、余計な事は一切言わなかったのです。
それよりか、他のプレイヤーのファインプレーを一緒になって喜んでいらっしゃいました。
自分のプレーでは、この方も戦略を貫いていらっしゃいました。
大きく負けてテーブルを去るとき、ディーラーに笑顔でサンキューと言っていました。
当時、僕にはできないことでした。
3人目 ゴールドコーストのジュピターズカジノ、オージーの中年夫婦
ポーキーというスロットをしていたときのこと。
ジャックポット4つ(下から、ミニ、マイナー、メイジャー、グランド)のうち、マイナーの額が増大していました。
確か、150ドルが下限(スタート)で、650ドルくらいまで膨れ上がっていたのです。
これは、長時間、誰もマイナージャックポットを引けなかったということです。
その夫婦の3つくらいとなりで、僕もプレーし始めました。
その夫婦は1人で数台かけもちで、ジャックポット獲得に熱くなっていました。
すると、後からプレーし始めた僕にジャックポットのチャンスが到来。
図柄は電車でも車でもなく、バイクのやつでした。
目押しなんて意味が無いということを、過去に誰かから聞いていたので、何となくのところでリールの停止ボタンを押したのです。
そのとき、その夫婦も僕のスロット画面を凝視していました。
何と、マイナージャックポットの650ドルを獲得してしまったのです!
僕がその夫婦の方をちらっと見ると、
奥さんの方「良かったわねえ。おめでとう。650ドルよ!」何て言葉をかけてくれたのです。
旦那さんの方は無言でしたが、笑顔でした。
僕はジャックポットの獲得だけでなく、そのオージー夫婦のおおらかさに感動しました。
今度は逆の立場になったとき、そんな言葉をかけてあげたいです。
4人目 タウンズビルのカジノ、オージー女性(35歳前後?)
そのプレイヤー、ルーレットのマシーン版で、常に「0」にだけミニマムベットをしていました。
履歴30回分くらいに「0」が登場すると実行に移し、そうでなければ「0」の出現を心待ちにして、隣に座っていた友人?とおしゃべりを楽しんでいました。
ローリスクハイリターン、おしゃべり中はノーリスクでした。
そのプレイヤーから、待つことの大切さを学びました。
5人目、ブリスベンのカジノ、中国系青年プレイヤー
僕が大きく賭けたときに勝ち、そのあとミニマムベットに下げたら負けという状況を見て、スマートプレーと言ってくれたのです。
あと、そのプレイヤーが負けてテーブルを去るとき、ブニュ婆と同じく、ディーラーに笑顔で挨拶していました。
人は見た目で判断するべきではないと、改めて学習しました。
6人目、ケアンズのカジノ、オージーの中年男性2人組
僕がたまたまBJテーブルのサードベースに座り、BS度外視のプレーをしたら、かなり良い流れになり、その2人組がドリンクをおごってくれました。
「ドリンク何がいいんだ?好きなのをオーダーしろよ。」って感じで、オージーの気前の良さを目の当たりにできました。
彼らだけでなく、記憶は定かではありませんが、他にもおごってくれた人は何人かいます。
悪かったプレイヤーの2倍の人数分、書き出せました。
カジノは社交的な娯楽施設だと思っています。
ただ賭けごとだけをする場所じゃないところが素晴らしいと思っています。
ギャンブルしない人も大勢いますから、一種の観光地として訪れる価値はあります。
日本では味わえない場所ですから・・・。
長文に目を通していただき、ありがとうございます。
楽しんでいただければ、幸いです。
では、またの機会に。
3のペア対ディーラー6
「このスプリットは稼ぎ時か?」
どうも、ノッキーです。
今回のブラックジャックの検証は、ディーラーのアップカードが6のときの3のペアについてです。
以前、同じ検証をしましたが、今回はデータの数を増やして、まとめに入ろうと思います。
ベーシックストラテジーでは、この場合、スプリットが推奨されています。
しかし、ハンド6としてふつうにヒットするプレイヤーもいます。
スプリットとヒットとでは、結果にどのくらいの違いが出るものなんでしょうか。
検証の動画は、ホールカードスタイルで行いました。
試行回数は20、視聴時間は15分くらいです。
[Blackjack Strategy] Two 3s vs Dealer’s 6
以前のものと合わせて、100のデータから結果を求めました。
勝率はもうちょっと高くなるのではないかと思っていましたが・・・。
3を分けて、次に9や10が出て、ハンド12や13でステイする流れが多かったことが影響しているのかもしれません。
2つの選択に、大差はないようです。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが46%、ヒットが48%でした。
チップの増減は、
スプリットが-11枚、ヒットが-4枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BSに反して、ヒットする方が若干マシであるようです。
スプリットのメリットは、スプリット後のダブルのチャンスです。
3を分けて、6、7、8のいずれかを引けば好機到来です。
(ホールカードスタイルだと、ソフトハンドでのダブルもOKとしました。)
結構高い確率で、そのチャンスがやってきます。
次のグラフは、3単位勝ちの結果を示しています。
全100回のうち、31回が3単位の勝ち・負けとなり、そのうち16回が勝ちとなりました。
(内、2回は4単位勝ち)
ゲームの流れ次第って感じの結果なので、これぞまさにギャンブルですね。
検証結果から、2つの選択に大差はないので、流れが良いと感じたときは、ガンガン攻めるのも面白そうです。
今回はここまでです。
参考になれば、幸いです。