カジノで勝つためのブラックジャックの検証ブログ

ブラックジャックの戦略や賭け方などについて、独自の研究を行っています。

2のペア対ディーラー2

「スプリット後、8か9、来いっ!」

f:id:nokkie170111:20170622111829j:plain

 どうも、ブラックジャック研究をしているノッキーです。

 

ベーシックストラテジーBS)では、この場合、スプリットが推奨されています。

でも、「2のスプリットなんて嫌いだ。」なんて思うプレイヤーは少なくないのではないでしょうか?

彼らは2+2=4として、ふつうにヒットします。

 

この場合、スプリットとヒットとでは、結果にどんな差が出るのでしょうか?

 

いつもどおり、トランプを使って検証することにしました。

 

▼検証1▼

まずは、ヨーロピアンノーホールカードスタイルで行いました。


[ブラックジャックの戦略]2のペア対ディーラー2

 

▼詳しい結果1▼

 次のグラフは、50回分のデータから得た結果を示しています。

f:id:nokkie170111:20170622111917j:plain

 

f:id:nokkie170111:20170622150037j:plain

 

さらに、ホールカードスタイルでも行いました。

▼検証2▼


[Blackjack Strategy] Two 2s vs Dealer’s 2

 

▼詳しい結果2▼

次のグラフは全50回から得た結果です。

f:id:nokkie170111:20170622111932j:plain

 

f:id:nokkie170111:20170622112018j:plain

 

最後に、全100回分のデータから算出した結果です。

▼さらに詳しい結果▼

f:id:nokkie170111:20170622112033j:plain

2回に1回は負ける感じですね。

1単位~3単位の負けをトータルして49%です。

2単位負けが多かったです。

 

f:id:nokkie170111:20170622112044j:plain

 2つの結果に大差はありませんでした。

 

引き分けを除いた勝率

スプリット47%ヒット47%で、どちらも同じでした。

 

チップの増減は、

スプリット+2枚ヒット-6枚でした。

 

検証結果から、どちらの選択がベターなのかを明確に決めるのは困難であるようです。

 

では、着眼点を変えてみます。

次のグラフは、3単位の勝敗について示しています。

f:id:nokkie170111:20170622140223j:plain

スプリット後に、8や9が引ければ、ダブルのチャンスになり、3単位勝ちや負けの結果が生まれます。

試行回数100のうち、そのようなチャンスは21回あり、21回中13回(62%)が3単位の勝利でした。

 

このことと、チップの増減結果から、BS通りにスプリットする方が若干マシだと言えます。

 

個人的には、スプリットしてどちらかのハンドが勝てばまあOKなんですが・・・。

2単位負けは痛いじゃないですかねえ。

 

今回は以上です。

役立つ情報であれば幸いです。

では、またの機会に。

 


人気ブログランキング