15、16のヒットのまとめ
「よく訪れるアンラッキーチャンス。」
どうも、ノッキーです。
戦略の検証のまとめとして、今回はハンド15と16のヒットについて行います。
ベーシックストラテジー(BS)の表によると、ディーラーのアップカードが7~エースの場合、ヒットが推奨されています。
まあ、ステイよりもヒットがマシだということなのでしょう。
検証動画は、前半が15対D7とDA、後半が16対D7とDAです。
それぞれ20シーンずつセレクトしています。
視聴時間数は、おおよそ15分です。
全100回分のデータから得た結果です。
まずは、15ヒット対ディーラー7です。
ディーラー7は強さではミドル級ですが、ハンド15のヒットは、やはり、不利であるようです。
おおよそ、3回に2回は負けてしまいます。
次に、15対ディーラーエースです。
こちらはもっと酷いですね。
5回に4回も負けてしまいます。
引き分けを除いた勝率は、
対7が31%、対エースが15%でした。
★考察1★
15のヒットの勝率は、検証結果から15~31%だと推定できます。
(対7が31%、対エースが15%より)
これだけ勝率が低い理由は、バースト率の高さにあります。
100回中、62回もバースト負けがあったのです。
負け試合ですね。
16のヒットだと・・・!
次に16対ディーラー7の結果です。
2つ目のグラフの15対ディーラーエースに似ています。
負ける確率が79%で同じになっています。
最後に16対ディーラーエースです。
勝てる気がしませんね。
さいころの目を当てるよりも率が悪いです。
★考察2★
16のヒットの勝率は、検証結果から14~18%だと推定できます。
(対7が18%、対エースが14%より)
バースト負けは、100回中78回もありました。
絶望的です。
もしサレンダーがOKなルールなら、徹底して降参するのが資産を守る良き戦略かもしれません。
そのときの状況や自分の予測により、臨機応変に行うのも納得のいく範囲であれば問題ないでしょうね。
前もってどの程度の負け試合なのかが分かっていれば、勝ったときにポジティブサプライズになります。
今回は以上です。
役立てば幸いです。