ナインダブルのまとめ
「ダブルするべきか否か。」
どうも、ノッキーです。
最近はブラックジャックの戦略の検証のまとめに入っています。
今回は、ナインダブルについてです。
上のベーシックストラテジー(BS)の表では、対3~6でダブルが推奨されています。
以前に行った検証動画を1つにまとめました。
前半は対3、後半(8:50くらい~)が対6です。
視聴時間数は約15分です。
Double down on 9 in Blackjack.
全100回分のデータから得た結果です。
まず、9対D3です。
勝率は、ダブルゼロのルーレットで負ける確率くらいでしょうか・・・?
大きく賭けているときは、ハラハラしそうです。
勝率はスプリット、ヒットともに全く同じになりました。
9から2を引いたときのみ、結果に違いが出ました。
引き分けを除いた勝率は、
ダブルが54%、ヒットが55%でした。
チップの増減は、
ダブルが+16枚、ヒットが+10枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにダブルする方が若干ベターです。
検証後、対3のときはダブルしたりしなかったりしようかなって考えました。
過去に出たカードの流れから、自分の引くカードを推測するんです。
そんな回があった方が、さらにブラックジャックを楽しめると思ったのです。
次に、9対D6です。
3回に2回は負けない結果となりました。
まあ、こんなもんなのでしょうか。
9ダブルして、19になれば狙いどおりでしょうが、そのときのディーラーの強さに左右されるようです。
あと、引き分け率、高めに感じませんか?
結局、ふつうにヒットしても大差は出ませんでした。
9から2を引かない限り、ハンドは同じになりますから。
勝率が全く同じということは、どうすればいいのでしょうか?
引き分けを除いた勝率は、
ダブルが61%、ヒットが61%でした。
チップの増減は、
ダブルが+38枚、ヒットが+19枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにダブルして稼ぎにいくべきです。
★考察★
対3から6のときのナインダブルの勝率は、検証結果から54~61%だと推定できます。
(対3が54%、対6が61%より)
誤差を考慮して、勝率5割ぐらいだと考えられます。
これは、先日行った2のスプリット対D2~D7の勝率と似ています。
BSでは対2のとき、ナインダブルは推奨されていませんが、勝率は5割を少々下回るくらいなのかもしれません。
個人的には、対2だけでなく、対3もナインダブルは控えたいと考えています。
あまり上手くいった経験が無いのかもしれません。
今回は以上です。
参考になれば幸いです。