12ヒットのまとめ
「うっとうしいハンドの1つですね。」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックの戦略の検証のまとめです。
今回はハンド12のヒットについて行います。
ベーシックストラテジー(BS)の表では、ディーラーのアップカードが4,5,6以外のとき、ヒットが推奨されています。
2と3のときにヒットしなければならないところが、悩ましいところではないでしょうか?
検証は対3と対エースの2パターン行い、おおよその勝率の範囲を求めます。
(3が最弱、エースが最強のため、それぞれが確率の極値になると考えます。)
検証動画の視聴時間数は、10分程度です。
全100回分のデータから得た結果です。
まずは、12対ディーラー3です。
12でヒットしてバーストする確率は、理論上約31%あります。
これが負ける確率を高めてしまっています。
意外にも、勝率が低いと思いませんか?
次に、12対ディーラーエースです。
ひどい結果です。
そこまで酷いとは思いませんでした。
引き分けを除いた勝率は、
対3が30%、対エースが16%でした。
★考察★
12のヒットの勝率は、検証結果から16~30%だと推定できます。
(対3が30%、対エースが16%より)
対エースのときは、サレンダーが有効であるようです。
しかし、ハンド12でサレンダーすることに抵抗がありませんか?
1枚は引いて、様子を見たいところです。
ここに落とし穴があるのかもしれません。
12対DAでサレンダーするってことは、13~16対DAは必ずサレンダーをすることになります。
資産を守る意味では、仕方のない選択なのかもしれません。
サレンダー不可なら、考える必要のないことですが・・・。
今回は以上です。
役立てば幸いです。
イレブンダブルのまとめ
「どのプレイヤーもエキサイティングになる!」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックの戦略の検証のまとめとして、今回はイレブンダブルについて書きます。
上の表、ベーシックストラテジー(BS)では、ディーラーのアップカードがエース以外、すべてダブルが推奨されています。
今回の検証では、対6と対10のときの2パターンを行い、勝率の範囲を出してみます。
検証動画の視聴時間数は、おおよそ10分です。
Double down on 11 in Blackjack.
いつもどおり、100のデータから得た結果です。
まずは、11ダブル対D6です。
引き分けを除いた勝率は、66%でした。
皆さんも予測されていた通りの数字ではないでしょうか?
3回に2回は勝ちってことですね。
続いて、11ダブル対D10です。
引き分けを除いた勝率は、46%でした。
対10での11ダブルの決断を渋っているプレイヤーの気持ちが理解できます。
特に、ヨーロピアン式だと、ディーラーのハンドがブラックジャックのときは、ダブルした分のベットも取られてしまいますからねえ。
★考察★
対2から10のときのイレブンダブルの勝率は、検証結果から46~66%だと推定できます。(対6が66%、対10が46%より)
やはり、対10のときは警戒するべきですが、ダブルをしなかったことで後悔するのも嫌じゃないですか?
しかも、イレブンダブルはダブルダウンの中で最も魅力的なチャンスですから、多くのプレイヤーがビッグチャンスを逃したくないと思っているのではないでしょうか?
11からダブルして、21に仕上がったときの快感はかなり心地良いですからねえ。
対10のときは、自分の予感に従ってダブルするかしないかを決めるのも1つの戦略だと思います。
何にせよ、後悔してメンタルを痛めることは避けたいですね。
今回は以上です。
参考になれば、幸いです。
6のスプリットのまとめ
「このスプリット、好きな人いるのかなあ?」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックの戦略の検証のまとめに入ります。
今回は6のペアについてです。
上のベーシックストラテジー(BS)の表のとおり、ディーラーのアップカードが2~6のときにスプリット、それ以外ではヒットが推奨されています。
6のスプリットの目安となる勝率を求めるため、いつもの検証を行いました。
対6と対2のそれぞれを求めて、勝率の範囲を求めます。
検証動画では、前半が対6、後半が対2です。
(後半の分は以前のものを組み合わせました。)
視聴時間数は約20分です。
Split a pair of 6 in Blackjack.
100のデータから得た結果です。
まず、66対D6です。
プレイヤーに不利な感じですね。
負ける率は、どちらの選択も似かよっています。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが42%、ステイが43%でした。
チップの増減は、
スプリットが-30枚、ステイが-14枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、ステイがスプリットよりもマシであるようです。
次に、66対D2です。
引き分けでも満足しましょうか。
これは、12対D2の結果にもなっています。
BSではこの状況でヒットなのですが、負け試合ですね。
これも、12対D2の結果になっています。
BS度外視でステイを選べば、7割くらいは負になることが分かります。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが47%、ヒットが35%、ステイが31%でした。
チップの増減は、
スプリットが-4枚、ヒットが-21枚、ステイがー23枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、スプリットが3つの選択の中でベストです。
と言っても、チップの増減はプラスにはなっていませんが・・・。
★考察★
対2から6のときの6のスプリットの勝率は、検証結果から42~47%だと推定できます。
(対2が42%、対6が47%より)
誤差を考慮して、勝率4割くらいでしょうか。
最弱の対6のときですら、勝率5割を超えないので、無理に6のスプリットはしなくてもいいのではないでしょうか。
特に、大きく賭けているときは恐ろしいことに発展しかねません。
そんなときに限って、スプリット後にどちらのハンドもダブルのチャンスになり、4単位の勝負で全部負けてしまうなんてことになったりします。
今回の検証結果から、対5と対6のときのみ、そのときの状況(テーブルの雰囲気、自分の幸運の度合い、賭けた額、既に出たカードなど)を考慮して、ケースバイケースでスプリットをしようと思います。
それ以外は、リスク回避すると決めました。
追記
やっぱり、対2~6では、BS通りにスプリットしようと思います。(2017.9.21)
対エースはサレンダーしようかな。
今回は以上です。
参考になれば幸いです。
ハウスよ、いい加減にしなさい。
どうも、ノッキーです。
久しぶりに、雑談編の投稿をします。
先日の16対ディーラーエースの結果をTwitterに投稿したら、米国人が返信をくれました。
「だんだんサレンダーができるテーブルが少なくなってきているんだ。ちぇっ、ハンドシャッフルタイプの1.2倍ブラックジャックテーブルを見つけているところなんだ。」
って感じでしょうか。
この返信のあと、ダイレクトメッセージでやりとりを少し行いましたが、どうやらその米国人、シャッフルマシーンのルールが気に入らないようでした。
毎回のゲームで使用済のカードをシャッフラーに戻して行うと、長期視点では、ハウスに有利だと言うのです。
米国人がそんな細かいことを考えるんだって、少し驚きました。
僕はそれはあまり気になりません。
気にしても、それが主流になっているので、仕方無いですね。
それよりも、1.2倍の配当やサレンダー不可が気になります。
次にどんな不利なルールを課せられるのか・・・。
ハウスがあまり調子に乗ると、客が減るように思います。
日本のパチンコ・パチスロと同じようになるんじゃないですかねえ。
あと、フィリピンのポントゥーン(10のカードが無いブラックジャック)のルールも、僕はどうかと思っています。
確か、バイ(Buy)というダブルができるのですが、3回まで可能なのです。
これは罠だと思いませんか?
10のカードは絵札の3種類だけですから、ディーラーのバースト率は4種類のときよりも低くなります。
そんな状況で、3回もダブルするって・・・。
例えば、6で1回目のダブル、3を引いて9になり、2回目のダブル、2を引いて11になり、3回目のダブル、絵札を引いて21でトリプル勝ちって感じです。
こんなの可能性低すぎますよね。
そもそも6でダブルなんてしようと思いません。
ポントゥーンでは、プレイヤーが21になれば勝ち確定になるのですが、フィリピンの場合は、ソフトハンドの21はそうではないのです。
これもハウスに有利じゃないですか?
カジノのよってルールはさまざまですが、いろいろと情報を入手した上で、最も有利な場所で勝負するべきですね。
でも、そんな場所はなかなか席が空いていなかったりしますから、苦労しそうです。
何やかんや言っても、韓国のセブンラックのルールが一番良心的じゃないですか?
今は変わっているかもしれませんが、ホールカード、いつでもダブルOK、スプリット3ハンドまで、BJ配当もちろん1.5倍、レイトサレンダーOKって、米国人が知るとどう反応するのか・・・。
でも、今年オープンした仁川のカジノはノーホールカードスタイルらしいです。
これに影響されて、セブンラックが真似しなきゃいいですがね。
個人的には、オーストラリアのポントゥーンが好きです。
ソフト21も勝ち確定だし。
以前記事に書いたかもしれませんが、実は僕、スーパーボーナスを1度ゲットしたことがあるのです。
どんなボーナスかご存知でしょうか?
ディーラーのアップカードが7で、プレイヤーのハンドが777(同絵柄)のときに支払われる夢のようなボーナスです。
2001年にケアンズで経験できました。
そのときのディーラーの名前も顔も未だに覚えています。
トレーシーという名前のおばちゃんディーラーでした。
(数年後に再来したときに、僕のことを覚えてくれていた!)
絵柄はハートの7でした。
あと、ファーストベースにお婆さんプレイヤーがいました。
スーパーボーナスは、ベット額が25ドル未満の場合は1000ドル、25ドル以上の場合は5000ドルが支払われます。
あと、同席したすべてのプレイヤーにエンヴィボーナス(50ドル)が支払われます。
そのときのベット額が、運悪く?10ドルだったので、ボーナス額は1000ドルでした。
次は25ドル以上賭けて、5000ドルを狙いたいところです。
でも、かなり難しいですね。
宝くじで高額当選するような確率を感じます。
ルールが今後も変わらないことを望みます。
今回は以上です。
長文に目を通していただき、ありがとうございます。
テンダブルのまとめ
「エース引けば、ラッキーデーを示唆!?」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックの戦略の検証のまとめシリーズ、今回は10ダブルについてです。
ベーシックストラテジー(BS)では、ディーラーのアップカードが2から9のときにダブルが推奨されています。
個人的には、対9のときは危険に感じるのですが、皆さんどうでしょうか?
検証は、2~9のうちで最強の対9のときと最弱の対6のときの2パターンについて行いました。
視聴時間数は10分弱です。
Double down on 10 in Blackjack.
全100回分のデータから得た結果です。
まず、10ダブル対D9です。
引き分けを除いた勝率は44%になります。
あまり好ましい数字ではないです。
誤差を考慮しても、せいぜい50%くらいではないでしょうか。
無理にダブルしなくてもいいと教えてくれている気がします。
次に、10ダブル対D6です。
引き分けを除いた勝率は64%でした。
予想通りではないでしょうか。
対6では毎回ダブルするべきですね。
稼げるときに稼ぐのが大切ですから。
★考察★
対2から9のときのテンダブルの勝率は、検証結果から44~64%だと推定できます。
(対9が44%、対6が64%より)
対9のときは警戒するべきですね。
10のカードは他の数字のカードの4倍含まれていますが、理論上の出現率は約31%です。
また、エースを含めても約38%です。
つまり、この状況で、欲しいカード(10、J、Q、K、A)が引ける確率は5割を下回っています。
それでもエースを引いて21にできれば、ラッキーデーかもしれませんね。
今回は以上です。
参考になれば、幸いです。