エースのペア対ディーラー10
ハラハラするエースのスプリット
どうも、ブラックジャックファンのノッキーです。
れいのアメリカ人からのコメントをもらい、アメリカンスタイルでのスプリットの回数の上限について、再度考えていました。
別のアメリカ人にもTwitterでメッセージを送って尋ねたところ、親切な回答をいただきました。
「典型的なテーブルでは、3回までスプリットが許されるよ。だから、最初のハンドを4つのハンドにできるんだ。さらに、それぞれダブルすることも許されていて、それぞれマックスベットでダブルできるから、賭け金は最大で8倍になるよ。」
スプリットの情報だけでなく、分けた後のダブルについての情報も得られました。
この情報から、スプリットは1回のみと決めるのはもったいないと思いましたが、それは状況によります。
例えば、ディーラーのアップカードが7なのに、3のスプリットをどんどんしようと思えるでしょうか?
どのハンドも17以上にしなければならないというプレッシャーに押されてしまいます。
たいていは、結果を見てから、再度スプリットすべきだったと思えるもので、逆に、スプリットしなかったことで結果が良いというときもあります。
結局のところ、スプリットは1回のみで行うことにしました。
また、アメリカンスタイルと言わずに、ホールカードスタイルと言うことにしました。
それはさておき、本題に入ります。
本日は、ディーラーのアップカードが10のときのエースのペアについてです。
ベーシックストラテジーでは、スプリットが推奨されていますが、ローカードの出現を予期してヒットするプレイヤーもいます。
なので、スプリットとヒットとでは、結果にどんな違いが出るのか実践テストをしてみました。
ここから、リニューアル
まずは、ホールカードスタイルです。
トランプは8組、使用率はおおよそ2割です。
あと、スプリットは1回のみです。
こちらは、海外向け動画となっています。
[Blackjack Strategy] Two Aces vs Dealer’s 10
実は、1回動画を撮ったあと、自分でチェックしたときにNGに気づき、撮り直しをしたのです。
そのときも、なぜか、スプリットの方が調子悪かったです。
動画の最後の勝率は、引き分けを除いて計算しています。
詳しい結果は、次のグラフで示します。
次にヨーロピアンスタイル(ノーホールカード)でやってみました。
同様に8組のトランプをおおよそ2割使用です。
こちらは、国内向け動画にしました。
引き分けを除いた勝率は、BS通りスプリットした方が若干50%を上回りました。
次に、詳しい結果です。
最後に、全100回分の結果を示したグラフです。
一方が勝ち、他方が負けというパターンの引き分けが、やはり目立ちました。
まあ、負けなかったらOKじゃないですか~。
負けたら、スプリットしているので、2単位失うことになりますから。
2回に1回は負けだということですね。
AA+10+10=22でバーストが何度か見られました。
これは精神的に痛い負け方です。
全100回分から、引き分けを除いた勝率は、スプリットが45%、ヒットが42%でした。
また、チップの増減は、スプリットが-9枚、ヒットが-14枚でした。
BS通りにスプリットした方が若干ベターであるようです。
リニューアル完了です。
ここまで目を通していただき、お疲れさまでした。
では、別記事、工事に行ってきます。