2のスプリットのまとめ
「稼げたら、幸運の兆しか?」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックの戦略の検証のまとめに入ります。
今回は2のペアについてです。
上のベーシックストラテジー(BS)の表のとおり、ディーラーのアップカードが2~7のときにスプリット、それ以外ではヒットが推奨されています。
実際に対7と対2は検証済みで、今回対6を行いました。
nokkieblackjack.hatenablog.com
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そして、対7と対6の場合を、1つの動画にまとめました。
カード2~7では、7が最強、6が最弱です。
最強の場合と最弱の場合のそれぞれの結果から、勝率のおおよその範囲を知ることができると考えました。
検証動画の前半が対7、後半(17:55~)が対6です。
視聴時間数は約30分です。
Split a pair of 2 in Blackjack.
100のデータから得た結果です。
まず、22対D7です。
引き分け率が高くなる傾向にあります。
分けて一方が勝ち、他方が負けというパターンが多かったです。
ハンド4対7にしては、良い結果のように思えます。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが55%、ヒットが54%でした。
チップの増減は、
スプリットが+12枚、ヒットが+7枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにスプリットした方がベターであるようです。
次に、22対D6です。(今回初)
ディーラー6は最弱数ですから、強気でスプリットできそうです。
対7のときのヒットよりも負け率が高くなっています。
原因は、対6だとハンド12以上でステイしたことだと思われます。
対7だとハンドを17以上のきちんとしたものに仕上げる努力をしなければならないですからね。
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが63%、ヒットが49%でした。
チップの増減は、
スプリットが+64枚、ヒットが-1枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにスプリットした方が断然ベターです。
チップの増減の差が大きすぎて、驚きです!
さらに、3単位勝ちの結果です。
3単位勝ちとは、スプリット後にどちらかのハンドにダブルのチャンスが訪れ、全て勝った場合にそう呼ぶことにしています。
2のスプリット後、7、8、9、Aのいずれかが来ると、ダブルのチャンスになります。
対6の場合は、BSではナインダブル、テンダブル、イレブンダブル、ソフトハンドダブルと、ダブルダウンのチャンスがかなり多くあります。
今回の検証100回中35回が3単位の勝負となり、そのうち24回が3単位勝ちとなりました。
それが表に示している69%にあたります。
さらに驚いたことに、35回中8回が4単位の勝負となり、そのうち7回も4単位勝ちとなりました。
8回中7回って素晴らしい結果です!
やはり、対6はガンガン攻めるべきですね。
★考察★
対2から7のときの2のスプリットの勝率は、検証結果から55~63%だと推定できます。
(対7が55%、対6が63%より)
誤差を考慮して、勝率5割はありそうです。
BSでは対8のとき、スプリットではなくヒットが推奨されていますが、ひょっとしたら勝率は5割前後になるのではないでしょうか?
機会があれば、その検証をしてみようと思います。
今回は以上です。
参考になれば幸いです。