戦略対戦(守り過ぎvs攻め過ぎ)
どうも、ノッキーです。
今回は、戦略対戦です。
1つは、守りに徹する戦略Defensive(ディフェンスィヴ)です。
① ハンド12以上になると、ディーラーのアップカードが2から6のときはステイ、7からエースのときはサレンダ―をする。
② ダブルやスプリットは一切しない。
もう1つは、攻めに徹する戦略Aggressive(アグレスィヴ)です。
① ハンド17までは、ディーラーのアップカードに関係なくヒットする。
② ダブルやスプリットは許される限り(最初の2枚が9,10,11のみ)行う。
DefensiveとAggressiveとでは、どちらが勝ちやすいと思いますか?
ホールカードスタイルで検証してみました。
試行回数は25回、動画の時間数は10分程度です。
興味があれば、どうぞ。
[Blackjack Experiment] Strategy Match (Defensive vs Aggressive)
動画を撮り終えたあと、さらに75回の試行を重ね、全100回分のデータから結果を出してみました。まずは、守りに徹するDefensiveの結果です。
やたらとサレンダーと叫ぶことになりました。
100回中、34回が「サレンダー!」ですから。
ハンド12対ディーラー7でも、「サレンダー。」ですから、笑ってしまいます。
しかし、笑ってはいけませんでした。
次のグラフからも分かるように、サレンダーの成功率がかなり良かったのです。
4回に3回は上手くいった!
笑うんじゃなくて、拍手するべきでした。
次に攻めに徹するAggressiveの結果です。
こちらは、一切サレンダーを口にしない代わりに、ディーラーエースでナインダブルをしたり、ディーラー10で3のスプリットをしたり、かなり無茶をすることで目立っていました。
結果はパッとせず・・・。
引き分けを除いた勝率は、
Defensiveが28%、Aggressiveが32%でした。
チップの増減は、
Defensiveが-49枚、Aggressiveが-63枚でした。
(ベット額:毎回2枚ずつ)
まとめると、どちらの戦略も勝つために有効とは言えません。
しかし、どこかを変えたら、改善されるかもしれません。
結局、いつサレンダーやダブル、スプリットをしたらいいのか、それが問題です。
やはり、BSがベストなのかもしれません。
今回は以上です。
参考になれば、幸いです。