ディーラーにチップを渡すとき
どうも、ノッキーです。
そもそもチップ(心付け)ってどんなときに渡すものなのでしょうか?
一般的には、受けたサービスが予想以上に良かったときに渡すものだとされているはずです。
例えば、ホテルの係員にかなり重い荷物を階段で運んでもらったときや、タクシーの運転手にいろんな現地情報を与えてもらったときや、カジノディーラーのパフォーマンスに感動したとき、などが挙げられます。
しかしながら、ある国のカジノではチップに対する考え方が違っていたのです。
2003年以降の約10年間のことなので、今はどうなのかは不明ですが、おそらく変わっていないと思います。
改善してくれていれば、また行こうかなと思うのですが・・・。
ある国のあるカジノのブラックジャックテーブルでは、プレイヤーがダブルやスプリット、BJハンドなどで勝利したとき、ディーラーが無表情で決まってこうつぶやくのです。
「おめでとうございます。」
たいていはそれを耳にしたら、我々日本人プレイヤーは、
「どうも。」と返したり、軽く礼をしたりします。
ここまでは大した問題は無いのですが、ここからがちょっとね・・・。
さらに、ディーラー、1回目よりも大き目の声で、「おめでとうございます。」って言ってきます。
今度は誰もが聞こえるレベルです。
中には、怒り口調で言ってきたり、睨んでくるディーラーも少なくなかったです。
じゃあ、再度「どうも。」って大き目の声で返すべきなのか、起立して大きくおじぎをして返すべきなのか、どう反応したらいいのか、最初はとまどいました。
どうやら、チップの催促のようなのです。
周りのプレイヤーとのやり取りを見て、僕はそれを学習しました。
それっておかしくないですか?
当時、渡さないといけないものなのかと思い、何度が渡してしまいましたが、後になって納得いかず、そんなことをしてしまった自分が許せませんでした。
本来、チップは気持ちよく渡すものであるはずです。
例えば、ディーラーが流ちょうな日本語でいろいろと冗談を交えてプレイヤーを楽しませてくれたり、肩たたきをしてくれたり、大きく勝ったときはクラッカーを鳴らして祝ってくれたりすれば、気持ちよく自主的にチップを渡せたのにって、ときどき考えたりします。
「おめでとうございます。」だけで数百円(場合によっては、数千円以上も!!)いただこうだなんて、虫が良すぎて、けしからん!!
1文字10円かよ!ぼったくりも甚だしい!
そもそも、ディーラーの手がらで僕らプレイヤーは勝てたのではないのですから。
僕らの持っている幸運や戦術で勝てたのですから。
そうじゃなかったら、負けたときは何かサービスしろよって感じですよ。
ディーラーはルール通りに淡々とゲームを進めていくだけです。
そんなの彼らの給料に含まれている業務です。
どういう経緯で、間違ったチップの風潮が根付いてしまったのでしょうか。
国によってディーラーのチップの受け取りは、カジノ側で原則禁止になっているところもあります。
例えば、オーストラリアがそうです。
オーストラリアのディーラーには、気持ちよくチップを渡そうとしたことがありましたが、断られました。
彼ら、「サンキュー。」って、逆に言ってくれましたよ。
渡していないのに。
そのとき、チップ受け取り禁止のことを知ったのです。
渡したくても渡せない、渡したくないところではせびられる。
友人が話していましたが、ディーラーが勝手にチップを取り上げるカジノがあるそうです。
「サンキュー。」と微笑しながら、当たり前のように取り上げるらしいのです。
そんなのチップとは呼びませんね。
詐欺の一種だと呼ぶべきではないでしょうか?
『ディーラー微笑サンキュー詐欺』と呼びましょう。
略してサンキュー詐欺(39詐欺)にすると、罪名らしくなります。
初めてリアルカジノに行く人は注意してくださいね。
チップのせびりやサンキュー詐欺は、旅の楽しさを奪うマイナス要因でしかありませんから。
今回の記事では、最近雑談を控えていた反動が大きく出ました。(1700字くらい)
データと雑談に、記事を2種類に分けるのがベターかもしれません。
次回の更新が楽しみです。
長文読んでいただき、ありがとうございます。
では、またの機会に。