守りに徹する戦略vs基本戦略
どうも、ブラックジャックファンのノッキーです。
本日6月12日は僕にとって、記念日なんです。
そんな特別な日には、何か真新しいことをしたいといつも考えてしまいます。
とりあえず、動画のサムネイルを変えてみました。
と言っても、テキストの部分だけですが・・・。
他は、必要に応じてこれから少しずつ変えていこうと思います。
では、前置きが長くなる前に、本題に移ります。
今回は、戦略についてです。
ベーシックストラテジー(BS)の有効性を調べるために、別の戦略と対戦をしてみようと思います。
と言っても、1カ月くらい前、BSと4種類の戦略との対戦を終えています。
※以下、それぞれをクリックすると、関連記事にジャンプします。
① ディーラーの戦略 vs BS
nokkieblackjack.hatenablog.com
② 欲張りな戦略 vs BS
nokkieblackjack.hatenablog.com
③ 臆病者の戦略 vs BS
nokkieblackjack.hatenablog.com
④
nokkieblackjack.hatenablog.com
今回は、Defensive(守りの戦略) vs BSです。
Defensive(ディフェンスィヴ)とは、「防御の、守りの」という意味で、名前のとおり、守りを重視した戦略です。
以下、その戦略の概要です。
1 ディーラーのアップカードが2~6のとき、ハンド12以上では必ずステイする。
2 ディーラーのアップカードが7~エースのとき、ハンド12~16では必ずサレンダーをする。
3 ダブルとスプリットは一切しない。
ということは、Mr. Defensiveは絶対にバースト負けしないということです。
逆に言えば、ヒットしてハンドを強くする機会がかなり減ってしまうということです。
果たして、Mr. BSとの対戦は、どんなふうにゲームが進んでいくのでしょうか。
まずは、ノーホールカードスタイルで実践テストを行いました。
試行回数は20回です。
[ブラックジャックの戦略対決]Defensive vs BS
次に、ホールカードスタイルです。
同じく、試行回数は20回です。
[Blackjack Experiment] Strategy Match (Defensive vs BS)
全40回のデータを集計すると、以下の結果が得られました。
Defensiveの勝率は約42%、BSの勝率も約42%。(引き分け除く)
引き分けを考慮したときの結果は、次のグラフに示されています。
また、チップの増減は、
Defensiveが+2枚(40→42)、BSが-6枚(40→34)でした。
この40回に関しては、意外にも、BSの方がダメでした。
もっと試行回数を増やさないと、データの信頼性は上がらないですね。
データを増やしたことで、結果に変動があれば、追記しようと思います。
もともと、当ブログの運営を始めた頃、僕はサレンダーをしない派だと言っていました。
しかし、得られたデータで明らかにサレンダーが有効だと判断した場合は、その考えを覆さなければならないでしょう。
今回のデータで、覆すか否かを考えるのは、時期尚早です。
今回は、いつもよりも控えめの内容で終わっておきます。
目を通していただき、ありがとうございます。
追記
早速、データを100まで増やしました。
意外と手間はかかりませんでした。
では、100回分のデータを集計すると、
Defensiveの勝率は約36%、BSの勝率は約42%と、BSが6%程上回りました。(引き分け除く)
引き分けを考慮したときの結果は、次の円グラフで示したとおりです。
また、チップの増減は、
Defensiveがマイナス13枚(100→87)、BSがマイナス17枚(100→83)でした。
どちらがベターなのか、一言では結論づけられないようです。
特記すべきことは、サレンダー34回のうち26回も成功(選んで正解)だったということです。
これは、約76%の成功率と表せます。
場合により、サレンダーはすべき選択のようです。
それをいつするのかが問題で、それをどう研究するのかが今後の課題です。
伏せられた次のカードをおおよそ予測することが、プレーをさらに面白くするかもしれません。