回数限定のマーチンゲール法(続)
こんばんは、ブラックジャックファンのノッキーです。
前回に続き、今回は同じ手法のヨーロピアンスタイルで実践テストをしてみました。
その手法は、通常は2枚ずつ賭けるフラットベット、ハンド21で勝利したら、回数を3回に限定したマーチンゲール法を開始。
その3回のベット額は、10-20-30です。
つまり、通常の5倍~15倍の額を賭けることになります。
ハンド21になることと、それで勝利することの両方が重なると、波が良いのではないかと予測して、ベット額を上げる手法です。
3連負けしたり、ダブルやスプリットなどで2単位以上負けない限り、チップは減りません。
ポジティブサプライズは、30単位のときにブラックジャックハンドがきて、45単位もらえるときです。
まずは、実践テストの前半です。
[blackjack betting system] Finite Martingale 10-20-30 Part4
そして、後半です。
[blackjack betting system] Finite Martingale 10-20-30 Part5
勝敗をはっきりさせたいのであれば、永遠にフラットベットはダメです。
どこかでベット額を上げる必要があります。
この手法では、最大15倍にベット額を上げます。
いや、スプリットの両ハンドダブルアップなら、最大60倍となります。
60倍って、1単位=25ドルなら、60単位=1500ドルになります。
結構な大金になります。
そもそもギャンブルなので、儲けたいなら厳しい試練に耐えなければなりません。
あるカジノで会ったベテランカジノプレイヤーの口から出た一言。
「勝ちたいなら、大きく張らないと!」
確かにそうですね。
英語の格言でも、こんなのがあります。
"No pain, no gain." (痛みを感じなければ、得られない。)
どんな条件でベット額を上げたとしても、そこに絶対はありません。
ギャンブルですから、それは当たり前のことです。
「今回は、たまたま運が悪かっただけか。次にまた同じ手法で試してみよう。」などと思って、一旦設定したルールをとことん試した方がいいと思います。
途中でコロコロルールを変えれば、何が良くて何が悪いのかが全く不透明になってしまいます。
大切なのは、負けたとしても自分が納得できることだと思います。
出陣前に、十分納得したはずのルールを本番で守れなかったり、間違ったりして、結果そのせいで負けてしまったら、そのときに受けるダメージはかなり大きくなってしまうでしょう。
精神的ダメージと勝敗って大きく関係している気がします。
いらいらしている感じのプレイヤーが勝っているイメージがわきません。
逆に1回や2回の負けでも、笑顔で元気なプレイヤーは勝っているイメージがわきます。
そんなプレイヤーでいたいですよね。
だからこそ、納得のいくルールが大切だと思います。