9のペア対ディーラー7
「これは分けない方がいいのでしょうか?」
こんにちは、ノッキーです。
さて、今回のブラックジャックの検証は、以前にも行ったものですが、
ディーラーのアップカードが7のときの9のペアについてです。
ベーシックストラテジー(BS)ではこのとき、スプリットではなく、ステイが推奨されています。
対7、10、エースの場合のときはステイです。
対7では少々強気にプレーしてもよさそうだと思いますが、スプリットは不利なのでしょうか?
そこで、いつもの戦略の検証を行いました。
検証動画の視聴時間は10分くらいです。
“Stand on two 9s against Dealer’s 7.” says BS.
いつもどおり、100のデータを収集して得た結果です。
3回に2回は勝つようです。
ハンド18対7の勝率にもなっています。
引き分け率が高いですね。
対7ですから、スプリット後にどちらのハンドも17以上にすることが求められますから、どうしてもバースト負けの確率が高まります。
引き分けを除いた勝率は、
ステイが76%、スプリットが67%でした。
チップの増減は、
ステイが+46枚、スプリットが+45枚でした。
まとめると、ステイの方がスプリットよりもベターです。
以前行った検証のときと同じ結論に達しました。
ただ、チップの増減に大差が無いことが気になるところです。
まあ、スプリットも悪くはないってことなんでしょう。
最後に、3単位勝ちの結果です。
全100回のうち、たった6回しか該当しませんでした。
つまり、その6回のうちの3回が3単位勝ち、3回が3単位負けということです。
※3単位勝ちとは、スプリット後にどちらかのハンドにダブルのチャンスがきて、通常のベット額の3倍賭けることによりもたらされる勝利のことです。
9のスプリット後に、2を引かない限りはダブルのチャンスは訪れません。
これが3単位勝ちのチャンスが少なくなった原因です。
今回は以上です。
参考になれば幸いです。