カジノで勝つためのブラックジャックの検証ブログ

ブラックジャックの戦略や賭け方などについて、独自の研究を行っています。

やっぱ、タブーだよね?5のスプリット

こんにちは、ノッキーです。

最近、オーストラリアに行きたくなりました。

それで、いろいろと航空券や宿泊についてネット検索していると、今は関空からゴールドコーストへの直行便は無いみたいですね。

ケアンズへの直行便だけになっていました。(2017年2月現在)

以前はよく、関空ゴールドコースト間を利用していたので、無くなっているのが残念でした。

また復活してほしいなあ。

 

それはさておき、今回はディーラーのアップカードが5のときの5のスプリット検証をします。

ベーシックストラテジーでは、スプリットじゃなくてダブルをすることになっています。

ブラックジャックに慣れているプレイヤーなら、「当然、ダブルだよ。どうして、5を分けるんだよ?」って感じの思考になると思います。

僕も、今まで5のスプリットは1回もしたことがなく、同じ思考を持っています。

果たして、5のスプリットはどんな結果を生むのでしょうか?

検証では、次の2つのケースについて行いました。

CASE1 ダブル(BS通り、テンダブルで1枚だけのヒット)

CASE2 スプリット(BS度外視)


カジノで勝つためのブラックジャック検証動画 5のスプリット(ディーラー5)

 

データをとって、勝率とチップの増減を計算してみました。

CASE1のダブル(BS)の勝率は約78%でプラス10枚

CASE2のスプリットの勝率は、意外にも約63%と高く、プラス5枚

でした。

ディーラーのアップカードが5に対して、当然ですが、プレイヤーは勝ちやすいという結果が得られました。

驚くべきは、5のスプリットの勝率が50%を上回ったことと、チップの増減がプラスになったことです。

5をスプリットすることは、BS度外視ですが、そのあとの引き方がBS通りだったことが勝率を高めた大きな要因なのかもしれません。

とにかく、プレイヤーのハンドがゴミハンド(12~16のハンド)でも、そこでステイして残していたことが大切だと言えます。

確率の精度を上げるために、もっとサンプル数を増やしてデータを更新するつもりです。

★追記(20回分のデータ)

データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率60%、チップの増減プラス4枚

CASE2 スプリット 

勝率70%、チップの増減プラス9枚

 

データを見て、「えっ!」って思わず声に出すほど、驚きの結果でした。

5のスプリットなんか絶対に良い成果は得られないと考えていたからです。

なぜなのでしょうか???

1つ考えられるのは、ディーラーのアップカードが5だということです。

5は6に次いで2番目に弱い数字なので、バーストを誘発しやすいですね。

つまり、スプリットしてどちらもゴミハンドだとしても、ディーラーがバーストすれば両ハンドともに勝ちとなり、それが勝率を高めたということです。

以下は、BS通りにダブルしたときの成功例です。ここはやっぱ、ダブルでしょう。

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そして、トータル(20回分)の結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率約69%、チップの増減プラス14枚

CASE2 スプリット 

勝率約66%、チップの増減プラス14枚

 

勝率の大差は無く、チップの増減が全く同じになるなんて・・・。

予想外です。

オージーの青年プレイヤーたちが5のスプリットをするのを結構見てきましたが、そのときは心の中で、「それはダメだろ!」って思ってましたけど、今はそうは思えないですね。

かといって、僕は5のスプリットはできないです。勇気がない・・・。

 

★追記(30回分のデータ)

データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率60%、チップの増減プラス4枚

CASE2 スプリット 

勝率30%、チップの増減マイナス8枚

 

ケース1の勝率は前回の10回分と全く同じになりました。

大体、6割くらいに落ち着きそうですね。

 

そして、トータル(30回分)の結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率約66%、チップの増減プラス18枚

CASE2 スプリット 

勝率約54%、チップの増減プラス6枚

 

2つのケースでは、違いがはっきりとしてきました。

やはり、スプリットよりもダブルをするべきですね。

 

★追記(40回分のデータ)

データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率60%、チップの増減プラス4枚

CASE2 スプリット 

勝率40%、チップの増減マイナス6枚

 

予想通りの結果となりました。ダブルはテンダブルなので、ハンドは21にはなりにくいです。

その分、勝率も抑えられているような気がします。

 

そして、トータル(40回分)の結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率約65%、チップの増減プラス22枚

CASE2 スプリット 

勝率約51%、チップの増減0枚

 

40回もデータを集めると、2つのケースに大きな開きが出てきました。

注目すべきは、チップの増減です。22対0って、コールド負けでしょ。

 

★追記(50回分のデータ)

データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率75%、チップの増減プラス8枚

CASE2 スプリット 

勝率50%、チップの増減プラス1枚

 

この10回分では、こんな場面がありました。

まずは、スタンダードなダブルからの勝利

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 次に、上の回でスプリットをした場合、どちらもゴミハンドとなり、結果ディーラー21で負け。

こんな状況を見ると、スプリット派のプレイヤーは考えを見直すかもしれません。

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そして、トータル(50回分)の結果は以下のとおりです。

CASE1 ダブル(BS) 

勝率約67%、チップの増減プラス30枚

CASE2 スプリット 

勝率約51%、チップの増減プラス1枚

 

50回分で見ても、大きな開きが出ています。

特にチップの増減ですね。

回数を重ねれば、増えることが分かります。

 

珍しい場面で負けた回がありました。

何と、出たカードはすべて5。

8組ものトランプを使うと、こんなこともあるんですね。

でも、結果は負けでした。

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上のレアパターンをスプリットしていれば、至福の時でした。

どちらのハンドも20で十分な強さに。

ディーラーは5→13→バーストと有りがちな流れに。

結果、4単位の勝ちでした。

リアルカジノでこんなのを体験したら、カメラにおさめたくなりますね。

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