ホントにラッキーセブン?の7のスプリット
こんにちは、ブラックジャック好きのノッキーです。
今日は、キムジョンナム氏の暗殺のニュースでメディアは騒いでますね。
暗殺って怖いですが、無防備だったのも軽率だったのではないかと思います。
あと、シンガポールやマカオに滞在ってことは、やっぱ、カジノ三昧だったのでしょうかね?
それはさておき、今回はディーラーのアップカードが7のときの7のスプリットについて検証してみます。
テーブルには7のカードが3枚、つまり、スリーセブンの状態です。
ベーシックストラテジー(BS)では、スプリットをしますが、このスリーセブンはラッキーセブンとなるのでしょうか?
検証では、次の3つのケースをすべて試してみました。
CASE1 スプリット(BS通り)
CASE2 ヒット(ってことは、14で1枚引く)
CASE3 ステイ(ってことは、14で止める)
カジノで勝つためのブラックジャック検証動画 7のスプリット(ディーラー7)
データをとって、勝率とチップの増減を計算してみました。
CASE1のスプリット(BS)の勝率は50%でプラス4枚
CASE2のヒットの勝率は56%でプラス1枚
CASE3のステイの確率はわずか10%でマイナス8枚
でした。
勝率で見れば、ヒットが一番良かったのですが、チップの増減で見ればBS通りスプリットをするのが良かったと言えます。
やはり、スプリットをすると、ダブルアップのチャンスが訪れる場合があり、そのときにチップの増減が大きくなる傾向にあります。
勝率5割でプラス4枚だと、まあまあの成果ではないでしょうか?
それらとは対照的に、ステイをすると大失敗だという結果が導けました。
ステイはするべきではなさそうです。
確率の精度を上げるために、もっとサンプル数を増やしてデータを更新するつもりです。
今日は、ハンド17について考えてみようと思います。
カードが配られるとき、1枚目が10のカードだと、2枚目が配られるまでの間、高望みしませんか?
僕は、「10だ!10来い!願わくば、Aだ。」のような。
でも、いつも願い通りに来る訳もなく、7が来る場合がありますね。
そして、「ああ、17か・・・。つまらないなあ。」って思ったりします。
しかし、ハンド17ってBSに従えば、あるいは、泥酔していなければ、バーストで負けることはないんですよね。
ハンド16とは大きな違いです。
例えば、ディーラーのアップカードが7でプレイヤーが17のとき、ヒットするプレイヤーは皆無に等しいでしょう。
そんなときは、「引き分けでいいや、はいはい、ステイ。」って行動を取りますよね。
勝負には引き分けもつきものなので、それも許容するべきです。
さらに、ハンド17は強制ステイとなり、これが功を奏する場合があります。
そう、ディーラーがバーストして、プレイヤーはヒットするか否かの選択を強いられることなく勝てたりします。
これは、ハンド12~16とは大きく違うところです。
以上のことから、ハンド17はそんなに悪いハンドではないと言えます。
★追記(20回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約56%、チップの増減プラス2枚
CASE2 ヒット
勝率40%、チップの増減マイナス2枚
CASE3 ステイ
勝率0%、チップの増減マイナス10枚
やはりBS通りするのがベストな結果となりました。
勝率が5割を上回り、チップの増減がプラスになることを考えれば、スプリットをするべきでしょう。
しかも、スプリット後のダブルアップのチャンスが熱い!
逆に、ステイをするのは自爆行為でしょう。
▼スプリット後のダブルアップで成功し、チップがプラス3(熱い)▼
そして、トータル(20回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約53%、チップの増減プラス6枚
CASE2 ヒット
勝率約47%、チップの増減マイナス1枚
CASE3 ステイ
勝率5%、チップの増減マイナス18枚
こちらの結果からも、BS通りスプリットするのが良いみたいですね。
勝率が5割ちょいだけど、チップの増減がプラス6になっているのは、ダブルアップでの勝利が効いています。
優位性を感じますよね。
それとは対照的に、ステイの結果は酷いですね。
絶対に選ぶべきではないでしょうね。
★追記(30回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約33%、チップの増減マイナス6枚
CASE2 ヒット
勝率20%、チップの増減マイナス6枚
CASE3 ステイ
勝率30%、チップの増減マイナス4枚
この10回分では、スプリットの勝率が5割を大きく下回っています。
ディーラーが17で決まらずに20や21でハンドが強くなったり、プレイヤーのバーストが多かったことが原因です。
アンラッキーセブンってことでした。
そして、トータル(30回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約46%、チップの増減0枚
CASE2 ヒット
勝率約38%、チップの増減マイナス7枚
CASE3 ステイ
勝率約13%、チップの増減マイナス22枚
やはり、BS通りにスプリットが良いみたいです。
ステイは壊滅的ですね。
まあ、ディーラー7相手に14でステイですから、勝負を捨てイって感じですね。
★追記(40回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約29%、チップの増減マイナス2枚
CASE2 ヒット
勝率20%、チップの増減マイナス6枚
CASE3 ステイ
勝率20%、チップの増減マイナス6枚
どれもいまいちでした・・・。
この10回分では、過去のデータの中でも最悪の結果となっています。
プレイヤーのバースト、ディーラーのハンド強しでした。
良くて、よくあるこんなパターンでした。
オール17。
そして、トータル(40回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約42%、チップの増減マイナス2枚
CASE2 ヒット
勝率約33%、チップの増減マイナス13枚
CASE3 ステイ
勝率約15%、チップの増減マイナス28枚
やはり、BSがベストなのでしょう。
夢がありますから。
ディーラー強くなると思いきや、ラッキーな6の登場でした。
こんな理想的な場面もありました。
素直にディーラー17でスタンド。
さらに正確なデータはこちらです。
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