恐怖とスリルのAのスプリット
こんにちは、ノッキーです。
先日来日したマティス国防長官、迫力がありましたね。
同盟国に何か危険が及べば、容赦なく反撃するという感じの言葉で、我々日本人はホッとされられますね。
まあ、この点だけで言えばなんですが・・・。
さて、今回はディーラーのアップカードがAのときのプレイヤーのAのスプリットの検証をします。
ふつうのAのスプリットだと、1種のチャンスと言えるのですが、ディーラーの1枚目がAのときは、チャンスというよりはピンチと言った方が正しいのかもしれません。
何せ、10のカードを引く確率が高いですから、ディーラーはBJになる可能性が結構あるからですよね。
かといってAAのハンドで普通にヒットするのも迷うところです。
検証動画では、次の2つのケースでデータをとってみます。
CASE1 スプリット(BS通り)
CASE2 ヒット
カジノで勝つためのブラックジャック検証動画 Aのスプリット(ディーラーA)
データをとって、勝率とチップの増減を計算してみました。
CASE1のスプリット(BS)の勝率は25%でマイナス6枚
CASE2のヒットの勝率は約38%でマイナス2枚
でした。
勝率はどちらのケースも50%を下回り、パッとしない結果となりました。
よく考えてみれば、Aのスプリットは1枚しか引けないので、11ダブルと同じなんですね。
ディーラーのアップカードAは最強数なので、プレイヤーは結構ハンドを強くする必要が出ますが、1枚しか引けないのであれば、強くするための努力は不可能です。
遭遇を避けたいパターンですね。
確率の精度を上げるために、後日もっとサンプル数を増やしてデータを更新するつもりです。
★追記(20回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率25%、チップの増減マイナス3枚
CASE2 ヒット
勝率40%、チップの増減マイナス2枚
チップの増減ではさほど変わりはないものの、勝率の開きが15%あるので、ここは普通にヒットでもいいのかもしれません。
この10回に関しては、ディーラーのBJに負けることが結構多かったです。
それも無理はないですね。
何せ、プレイヤーの21はBJに劣るのですから・・・。
そして、トータル(20回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率25%、チップの増減マイナス9枚
CASE2 ヒット
勝率約39%、チップの増減マイナス4枚
BS通りすると損をする確率、チップを失う確率ともにダメな結果となっています。
データ数が20ですから、確率が発散状態なのかもしれませんが・・・。
ディーラーのアップカードがAの場合は、普通にヒットして負けを小さくするか、サレンダーが可能ならばそれもいいのかもしれません。
僕はサレンダ―したくないですね。
何か、もったいない。
ハンドが16ならまだしも、A+Aハンドですからねえ。
全く、困りものです。
トリプルエースの状況って、波がおかしくなっているって疑いたくなりますね。
★追記(30回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約33%、チップの増減マイナス4枚
CASE2 ヒット
勝率約11%、チップの増減マイナス7枚
ヒットの勝率が悪すぎますね。
1勝8敗1引き分けでした。
まあ、A+A=2又は12ですから、仕方ないですよね。
スプリットして、ディーラーがBJの場合、オリジナルベットオンリーのルールであれば、チップの増減がその分マシになります。
そして、トータル(30回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約27%、チップの増減マイナス13枚
CASE2 ヒット
勝率約26%、チップの増減マイナス11枚
どちらも酷い結果となりました。
大体、4回に3回は負けてしまう感じです。
ふつうにヒットするのは、やはり、もったいないし、つまらないですから、ここはBS通りスプリットして運だめしですね。
★追記(40回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率40%、チップの増減マイナス4枚
CASE2 ヒット
勝率40%、チップの増減マイナス2枚
負けなければいいって感じのときに、こんな嬉しい場面も。
ディーラーAからバーストって珍しいですよね。
そして、トータル(40回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約31%、チップの増減マイナス17枚
CASE2 ヒット
勝率約30%、チップの増減マイナス13枚
40回のトータルでも、2つのケースにそんなに大差はありませんね。
両方ともゴミハンドなのに、ディーラーバーストってかなり運が強いです。