カジノで勝つためのブラックジャックの検証ブログ

ブラックジャックの戦略や賭け方などについて、独自の研究を行っています。

1枚ずつ賭けるプレイヤー⑧

こんにちは、ノッキーです。

今日は節分ですね。近所のスーパーでは、巻き寿司のコーナーが大変盛り上がっていました。僕は特選巻きとやらを購入しました。

貼っているシールが格好いい。

 

さて、ミスターフラット(平さん)が8回戦進出となりました。

平さんは、毎回のゲームで1枚ずつ賭けるフラットベット主義のブラックジャックプレイヤーです。最初の10枚から始めて、ここまで進むとは想定外でした・・・。

てっきり、3回戦くらいで敗退するんじゃないかって思ってました。

 

今回で敗退か!?


カジノで勝つためのブラックジャック検証動画 1枚ずつ賭けるプレイヤー⑧

 

今日は、ハンド12を考えてみます。

ハンドが12が好きなプレイヤーはいないですよね。

ベーシックストラテジー(BS)だと、ディーラーのアップカードが3,4,5,6のときはステイしますが、なぜなのでしょうか?

 

僕がブラックジャックを覚えたての頃は、ディーラーのアップカードなんて関係ないと思っていて、自分のハンドを強くすることばかり考えていました。

そして、バーストして負けることが多かったです。

12でヒットしてバーストになる最も多いケースは、10を引いて22になること。

理論上での確率だと、13分の4が10のカードなので、約31%がこのケースにあてはまります。これは、約3回に1回の割合で起こることで、少ないように思えて実は結構多いと感じるときがあるのです。

確率は理論上のものであって、実践上のものではありません。

たいていのカジノでは6~8組のトランプをシャッフルして配るので、10のカードがかたまることって結構あります。

例えば、8枚連続10が出たりします運の悪いときは、約31%のバースト率がその2倍以上に感じるときがあります。

以上の考えから、安易に12でヒットすると22でバーストして負け確定となってしまいます。

 

では、ディーラーのアップカードが3,4,5,6のとき、プレイヤーはなぜ12でステイするのでしょうか?

 

前述のとおり、10を引く確率は結構高い(理論・実践ともに)ことが分かりました。

ディーラーのアップカードが3,4,5,6だと、2枚目が10が出やすいことを考慮すると、2枚目オープンでディーラーは13,14,15,16となります。

これはディーラーに不利な状況を与えます。

というのも、3枚目はルール上引かなければならないからです。

さらに3枚目も10、あるいは大きい数が出れば、ディーラーはバーストし、プレイヤー12の勝利となります。

つまり、プレイヤーはディーラーがバーストして勝利を得るという考えをもつことが大切だと分かります。

 

実際のカジノで、上記の状況で12でヒットするプレイヤーは、同じテーブルで戦っているプレイヤーから非難されるかもしれません。

僕も、最初の頃は結構言われました・・・。

リアルマネーだと、真剣を通り越して殺気さえ感じるときもあります。

そんなときは、テーブルを変わった方がいいですね。