仕方なくする6のスプリット
こんにちは、ブラックジャックファンのノッキーです。
今日は関東の方は最高気温が20℃ぐらいで冬にしては非常にめずらしい気候らしいですね。
僕は関東からは遠い地方に住んでいるので、うらやましいです。
暖かい気候がやっぱりいいですよね。
それ、さておき、今回はディーラーのアップカードが2のときの6のスプリットについて、検証してみます。
ベーシックストラテジー(BS)では、この場合、スプリットとあるのですが、あまり前向きにしようとは思いませんよね?
理由は、6を分けて2ハンドにすることは、最弱の数を2つ背負うということになるからです。
しかも、ディーラーのアップカードが2ですから、2は強さで言えば、中レベルですからねえ・・・。
※ブラックジャックでは、数字の弱い順に並べると、6・5・4・3・2・7・8・9・10・Aです。
検証動画では、次の3つのケースを実践しています。結果はいかに・・・。
CASE1 スプリット(BS通り)
CASE2 ヒット
CASE3 ステイ
カジノで勝つためのブラックジャック検証動画 6のスプリット(ディーラー2)
データをとって、勝率とチップの増減を計算してみました。
CASE1のスプリット(BS)の勝率は約22%でマイナス10枚、
CASE2のヒットの勝率は10%でマイナス8枚、
CASE3のステイの勝率は30%でマイナス4枚
でした。
どのケースにおいても、勝率とチップの増減が悪いですね。
やっぱりかって感じです。
あと、スプリットの勝率はヒットの勝率の2倍くらいあるのに、チップの減り具合はスプリットの方が多かったということです。
これは、スプリット後のダブルダウンのためです。
これで、ステイがいちばんマシだと結論づけるのは早すぎますね。
まだまだサンプル数が10ゲームと少ないので。確率の精度を上げるためには、もっとサンプル数を増やす必要があります。
また、別の日にデータをとってみようと思います。
★追記(20回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約44%、チップの増減プラス1枚
CASE2 ヒット
勝率20%、チップの増減マイナス6枚
CASE3 ステイ
勝率30%、チップの増減マイナス4枚
スプリット(BS)が一番マシな結果となりました。見せ場が結構あり、1回あたりの増減の振れ幅が大きかったです。(勝ち額と負け額の差が大きい)
▼両方のハンドで10ダブルになり、片方が失敗してもディーラーバーストで大勝利!▼
▼ゴミハンドでも、ディーラー22バーストで見事W勝利!▼
▼「引き分けでいいや。」って思っていたら、ディーラーバーストで見事W勝利!▼
▼BSを守った結果得られた11ダブルからの21!ディーラーバーストで見事トリプル勝利!▼
そして、トータル(20回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約35%、チップの増減マイナス9枚
CASE2 ヒット
勝率15%、チップの増減マイナス14枚
CASE3 ステイ
勝率30%、チップの増減マイナス8枚
勝率はどれも5割を下回っていますが、スプリット(BS)がマシな選択のようです。
上に貼った写真からは、プレイヤーに有利な感じがうかがえますが、負ける時も大きいので、結果としてチップはマイナスになってしまっています。
しかし、6+6でステイするのは面白くないですよね。
それもあって、BS通りスプリットして冒険するのが楽しめそうです。
どうせ不利なら、面白さは奪うべきです。
★追記(30回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約38%、チップの増減マイナス4枚
CASE2 ヒット
勝率約33%、チップの増減マイナス3枚
CASE3 ステイ
勝率30%、チップの増減マイナス4枚
この10回に関しては、結果に大差はありませんでした。
スプリットすると、引き分けになる場合が他のケースと比べて多くなる傾向にあります。
一方が勝ち、他方が負けで引き分けとなる場合が圧倒的に多いです。
そして、トータル(30回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約36%、チップの増減マイナス13枚
CASE2 ヒット
勝率約21%、チップの増減マイナス17枚
CASE3 ステイ
勝率30%、チップの増減マイナス12枚
どのケースもパッとしないですね。
最弱の数字6のスプリットですから、仕方ないですね。
でも、BS通りにスプリットした方が面白いですね。
ダブルアップのチャンスが来るかもしれないですから。
ディーラーのアップカードが2だから、勝率が悪いのかもしれません。
5や6なら、もっと結果は良くなると思われます。
その場合の検証もやってみようと思います。
★追記(40回分のデータ)
データをさらに10回分とってみました。結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約78%、チップの増減プラス15枚
CASE2 ヒット
勝率40%、チップの増減マイナス2枚
CASE3 ステイ
勝率20%、チップの増減マイナス6枚
この10回分では、スプリットの結果が異常に良かったです。
スプリットからのダブルのチャンスがたくさん来ました。
さらに、ディーラーのハンドも弱いのが重なりました。
そして、トータル(40回分)の結果は以下のとおりです。
CASE1 スプリット(BS)
勝率約46%、チップの増減プラス2枚
CASE2 ヒット
勝率20%、チップの増減マイナス19枚
CASE3 ステイ
勝率約28%、チップの増減マイナス18枚
BSがベストだと言えるくらい、ケース間に大差がでました。
勝率は5割弱ですが、最弱の6のスプリットですから、いい方かもしれません。
さらに、正確なデータはこちらをどうぞ。
nokkieblackjack.hatenablog.com