10のペア対ディーラー9
これを分ける心境って?
どうも、ブラックジャック研究好きのノッキーです。
今回は、ディーラーのアップカードが9のとき、プレイヤーの10のスプリットの検証をします。
ベーシックストラテジー(BS)では、どんな状況であっても10のスプリットはしません。
理由は言うまでもないでしょうが、「ハンド20で十分だろ。」ってことですね。
しかし、10を分ける人は少数ながら存在します。
彼らはなぜ、10を分けるのでしょうか?
まずは、ホールカードスタイルで検証してみました。
[Blackjack Strategy] Two 10s vs Dealer’s 9
動画では20回分のデータをとり、その後、30回分のデータをとりました。
次のグラフは全50回分の結果を示しています。
次に、3カ月くらい前にとった50回分のデータをもとに、結果をグラフで表します。
最後に、全100回分のデータから得た結果を、次に示します。
今までに描いたことのない円グラフとなりました。
結果は一目瞭然です。
5回に4回は勝てますねえ。
検証中、プレイヤーは目を瞑っても勝てることが多かったです。
(ディーラー2枚目で17~19となり、即スタンド。)
こちらは、予想通りじゃないでしょうか?
負ける確率に注目すれば、7割くらいは負けないってことが分かります。
しかし、ステイのグラフを見れば、そんなことはメリットに思えません。
引き分けを除いた勝率は、
ステイが92%、スプリットが56%でした。
チップの増減は、
ステイが+74枚、スプリットが+20枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、絶対にステイすべきだということです。
ステイの勝率が9割超えとは・・・。
結局、スプリットするプレイヤーは初心者が大半なのかもしれません。
あるいは、単にスプリット好きという可能性もあります。
今回は以上です。
参考になれば幸いです。
では、良い週末を。