16対ディーラー7
「2でいいから出てきておくれ。」
どうも、ノッキーです。
本日のブラックジャックの検証は、ディーラーのアップカードが7のときの16です。
これは以前にも行ったものですが、今回、新たにデータをとり直しました。
最近している検証と条件を合わせるために。
ベーシックストラテジー(BS)では、この場合、ヒットが推奨されています。
ディーラー7に対しては、ハンド16以下は必ずヒットとなっています。
僕がBSを知ってから、16でヒットするのは仕方ないことだと割り切っていましたが、検証をし始めてから、その考えが揺らいできています。
やはり、バースト率高いですね。
16でヒットって、5以下のカードを引かなければいけませんから。
16でステイするプレイヤーの気持ちが今はよく分かります。
しかし、ディーラーのアップカードが7ですから、16でステイするとディーラー17で簡単に負ける気がしてしまいます。
一体、どちらの選択がマシなのでしょうか?
検証の動画は、前半はホールカードスタイル、後半がノーホールカードスタイルです。
100シーンから20シーンをセレクトしました。
視聴時間は8分くらいです。
“Hit 16 against Dealer’s 7.” says BS.
全100回分のデータから得た結果です。
何と高い負け率なんでしょう!
その率の大半は、バースト負けです。
理論的には、13分の8(61.5%)でバーストになります。
改めて厳しい状況だと思いました。
何と、勝率はヒットの場合と同じになりました。
以前は、もっと悪いだろうって思っていたのですが・・・。
結局、どちらの選択がマシなのか分かりませんねえ。
引き分けを除いた勝率は、
ヒットが29%、ステイが27%でした。
チップの増減は、
ヒットが-78枚、ステイが-92枚、サレンダーが-100枚でした。
(ベット額は毎回2枚ずつ)
まとめると、BSどおりにヒットするのが多少マシです。
プレイヤーに不利な状況であることには変わりなく、負けを覚悟するべきですね。
ここはカードを推測するのが良さそうですが、それにも明確なルールが必要でしょうね。
「まあ、そんなときもあるか。」って寛大なメンタルで挑みたいです。
今回はここまでです。
参考になれば、幸いです。
読んでいただき、ありがとうございます。
2箇所に5%ベット法
「2つのハンドに分散させて賭けるのはどうか?」
どうも、ノッキーです。
今回のブラックジャックの検証は、賭け方についてです。
前回は、1箇所にバンクロールの10%を賭ける検証を行いました。
nokkieblackjack.hatenablog.com
今回は、2ボックス使用で、バンクロールの5%ずつを賭ける方法の検証です。
ルール
プレイヤーは120枚からスタート、1枚=5ドルとします。つまり、バンクロールは600ドルです。
毎回、バンクロールの5%にあたる枚数を、2箇所に賭けます。(ベット単位は2枚)
目標は、バンクロールを倍増させることです。
逆に、半減すれば失敗とします。
まずは、検証動画のパート1です。
再生時間数は15分以内です。
Bet 5% of the bankroll on 2 boxes (Part 01)
次に、パート2(つづき)です。
再生時間数は10分くらいです。
Bet 5% of the bankroll on 2 boxes (Part 02)
次に、パート3(つづき)です。
再生時間数は18分です。
Bet 5% of the bankroll on 2 boxes (Part 03)
次に、パート4(つづき)です。
再生時間数は20分です。
Bet 5% of the bankroll on 2 boxes (Part 04)
最後に、パート5(完結)です。
再生時間数は4分です。
動画での検証は、100ゲームで終了としました。
[Blackjack] 2BOX-5%-Betting System Last Part
検証結果について、バンクロールの推移をグラフ化します。
50ラウンドごとにグラフを描いてみました。
好調な出だしでしたが、150枚を上限にそこから大きく反落しました。
スタートが120枚なので、+30枚までしか伸びませんでした。
後半はハラハラする展開となりました。
何せ、60枚に半減したら失敗となってしまいますから・・・。
次の50ラウンド分では、奇跡の脱却が起こりました!
脱却して元の水準に戻るだけでなく、そこから上昇基調が継続。
上限は192枚でした。(スタートと比べると+72枚)
動画で100ラウンド分撮り終えた後、きちんと結果を求めるため、検証を続けました。
以下、101ラウンド以降の結果です。
前半はシーソーゲーム(一進一退)が続きました。
そのレンジは120枚から160枚。
スタートの水準は常に上回っていました。
しかし、その後、下落に転じ、再び危機が到来!
低位もみ合いとなりました。
その後もしばらくハラハラするもみ合いは続きました。
2度も奇跡か!?と思いきや、上方向に伸び出すも最初の水準の120枚には戻りませんでした。
100枚ちょい超えを上限に、そこから再び反落。
今度こそやられる感じがしたところで、200ラウンドが終了しました。
そして、数日空けてから、検証を再開しました。
「いったい、何ラウンドまで続くんだろうか?」と疑問に思うのも束の間、
何と、204ラウンドで終止符を打つことになりました。
結果は書くまでもありませんが、失敗です。
60枚に達してしまいました。
とは言っても、204ラウンドもプレーしました。
リアルカジノだと、どのくらいの時間を費やしたのでしょうか?
ディーラーと1対1として、1ラウンド30秒として計算してみます。
30秒×204ラウンド=6120秒=102分=1時間42分
大した時間じゃないですね。
でも、エネルギーの消費はかなりのものだと思われます。
今回は1枚=5ドルとして考えていますから、-60枚(120→60)、つまり300ドルの損失です。ちょっと痛いですね。
上限の枚数は192枚でしたから、こんなことは稀でしょうが、192枚でやめていたら、+72枚、つまり360ドルの利得でした。
損失と利得の比率は、300:360=5:6なので、損失額の1.2倍が上限だとなっています。
今回の検証はたった1回の結果しか得られていないので、いろいろと結論付けるのは時期尚早ですが、損失額と同じ額だけの利得を目標とするのがいいかもしれません。
また、300ドルの損失を取り返すために、マーチンゲール法を取り入れて、1枚=10ドルで再度挑戦するのも1つの方法です。
この場合は、資金管理が重要となりますが・・・。
また、このタイプの検証が発展したら、ブログに記そうと思っています。
今回は以上です。
役立つ情報なら、幸いです。
目を通していただき、ありがとうございます。
戦略対戦(15ステイvs攻め過ぎvsBS)
「15でステイ戦略、新登場。」
どうも、ノッキーです。
ブラックジャックのベーシックストラテジー(BS)の有効性について、別の2つの戦略と比較して検証を行います。
1つ目の戦略 Fif-St Strategy(15でステイの戦略)
特徴① ハンド14以下では、必ずヒットする。
特徴② ハンド15以上では、必ずステイする。
特徴③ ダブルはスプリットはいっさいしない。
2つ目の戦略 Aggressive Strategy(攻め過ぎの戦略)
特徴① ハンド16以下では、必ずヒットする。
特徴② ハンド17以上では、必ずステイする。
特徴③ ダブルやスプリットは可能な限り行う。
3つ目の戦略 Basic Strategy(BS)
一般的に知られている、6デック用の戦略です。
検証動画では、全シーンから20をセレクトしました。
再生時間数は16分くらいです。(ちょっと編集して短くしました。)
Is BS the best strategy to win? (Part 02)
全100のデータから結果を出しました。
引き分けを除いた勝率は、
15ステイが47%、攻め過ぎが46%、BSが48%でした。
チップの増減は、
15ステイが-8枚、攻め過ぎが-6枚、BSが0枚でした。
(ベット額は毎回2枚ずつ)
まとめると、やはり、BSが3つの戦略のうち最も有効だと言えます。(僅差ですが・・・)
本日はここまでです。
参考になれば、幸いです。
4のペア対ディーラー6
「これは4単位勝ち狙えるかも。」
どうも、ノッキーです。
今回のブラックジャックの検証は、ディーラーのアップカードが6のときの4のペアについてです。
以前、同じ検証をしましたが、今回はデータの数を増やして、まとめに入ろうと思います。
ベーシックストラテジーでは、この場合、スプリットが推奨されています。
しかし、ハンド8としてふつうにヒットするプレイヤーもいます。
検証の動画は、ホールカードスタイルで行いました。
試行回数は20、視聴時間は15分くらいです。
“Split two 4s against Dealer’s 6.” says BS.
以前のものと合わせて、100のデータから結果を求めました。
予想以上にいい結果じゃないですか?
これなら、4のスプリットを前向きにやろうって思えますね。
ここまでで、2つの結果はほぼ同じです。
では、何か差はあるのでしょうか?
引き分けを除いた勝率は、
スプリットが63%、ヒットが59%でした。
チップの増減は、
スプリットが+43枚、ヒットが+17枚でした。
(ベット額:毎回1枚ずつ)
まとめると、BS通りにスプリットする方がベターです。
チップの増減から、スプリットにより大きく稼げる可能性があると思われます。
スプリットの魅力は、その後のダブルのチャンスです。
4を分けて、5、6、7のいずれかを引けばチャンス到来です。
(ホールカードスタイルだと、ソフトハンドでのダブルもOKとしています。)
理論的には、少なくともどちらかのハンドにダブル目が入る確率は約4割もあります。
次のグラフは、3単位勝ちの勝敗の率を示しています。
全100回のうち、37回が3単位のチャンスとなり、そのうち23回が勝ちとなりました。
その内、5回は4単位勝ちでした。
逆に、4単位負けは1回だけありました。
やはり、ディーラー6は弱いってことです。
ディーラーが弱いときは、「ガンガンいこうぜっ!」ですね。
今回はここまでです。
参考になれば、幸いです。
文句じゃなく、文化ということで・・・。
どうも、ブラックジャックファンのノッキーです。
あるBJファンのツイートでこんなのがありました。
「どこのブラックジャックテーブルでも見かけるのは、プレイヤーが根拠のない話や自分の意見をいかにも本当のことのようにべらべらとしゃべりまくっている姿だ。一般の意見なんかスルーしろよ。」って感じの内容です。
こんな風刺画も添付されていました。
滑稽なので、いいねをしました。
こんな状況、結構多いですよねえ。
酔っぱらいが言うことなど、まともに聞く必要はありませんが、雑音になります。
右端の奴みたく、眠ってくれればテーブル貸し切り状態にできますが・・・。
ブラックジャックテーブルでは、たいていの場合、他のプレイヤーとのチームプレーとなります。
そこで問題なのが、自分の価値観の押しつけや結果を見てからの文句です。
特に、サードベースは文句を言われる席です。
僕がプレーするときは、専ら、サードベースです。
ディーラーの直前の席って、かなりワクワクするからです。
しかし、文句を言われるのは、やはり嫌です。
彼らが言っているのは、文句なのでしょうか?
一種のマインドコントロールなのかもしれませんが、文句ではなく、彼らの文化ではないでしょうか?
過去に言われた内容を書きだして、分析してみます。
以下、すべてサードベースでの出来事です。
事例1 ディーラー10、自分16
ヒットして10を引き、バースト。
ディーラーのホールカードが5で15になり、次に6が出て21。全員負け。
すると、「今のはステイだったな。」って中○系のプレイヤーが指さして言ってきました。
発言内容は単に事実を言っているだけです。
文句なら、「お前が引かなければ、オレは勝ってたのに~!」って感じですかねえ。
つまり、文句じゃなく、中○系プレイヤーの文化なのでしょう。
きちんと返答する必要は無く、「はい、はい。」って感じで首を少し動かす程度のリアクションで十分だと思われます。(エネルギーは大切に)
事例2 ディーラー4、自分9のペア
スプリットせずに18としてステイしたんです。
ディーラーはバーストならず。
スプリットしていたら、ディーラーバーストで全員勝ちという流れでした。
すると、「今のは分けてくれてたら、私勝っていたわ。私欲張りだから。」
これは日本人女性プレイヤーでした。
発言していたとき、僕の方に向かって言うというよりは、独り事か、付き添いの人に言っているようでした。
しかも、声の調子が冷静だったし。
これも文句というよりは、欲張りの文化でしょうね。
あの発言は、自己紹介だったのかもしれません。
これも、いちいち返答するのも面倒です。
相手はそんなのを求めているのではなく、ディーラーのハンドが弱くなり自分が儲かることです。
事例3 ディーラー7、自分ソフト17
BS通りヒットしたんです。
そしたら、8を引いて15、次に10が出てバースト。
すると、隣の席でただ見ていただけの眼鏡青年が、
「今のはステイだろう。頭おかしいんじゃないのか?」
これは頭にくる人が結構いるでしょう。
でも、その眼鏡の方が頭おかしそうだったので、僕は笑いそうになりました。
言い方がね・・・。抑揚が入りすぎてた。酔っぱらっていたのでしょう。
これも文句というよりは、ストレス発散の一種でしょうね。
つまり、酒飲みの文化です。
「お前の方が頭がおかしいんじゃないのか~。」ってボビーオレゴンみたいに目をギョッとさせて相手を直視して冗談ぽく言ったら面白かったかもしれません。
次にそんな場面に遭遇したら、やってみます。
結局、文句らしいことは言われたことが無いようです。
たとえ、言われていたとしても、文句として認識しなかったのでしょう。
あと、謝らないように気をつけなければなりません。
海外で、自分に非がないのに容易に謝ると、大変な目に合うと何かの本で学んだからです。
次回からは、上記のような雑音は完全に文化として処理し、発言内容を記録してブログに残そうと思います。
今回は以上です。
楽しんでいただけれたら、嬉しいです。
いつも、応援ありがとうございます。